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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2023年5月の記事一覧

【姿勢の評価方法について】腰椎・股関節・膝関節の関係性をチェックする重要性

実際にアプローチをするとなると、しっかり評価をすることが必要になってくるので、見かけ上の姿勢だけで決めつけてアプローチをすると実は全く姿勢パターンやアプローチをするべき筋群が違った。ということにも繋がりかねないです。 そのため、、 今回は、実際の症例を持ち入りながら、姿勢評価をする際のヒントになる様な内容のコラムにさせて頂いていますので最後までご覧頂ければと思います。 局所だけ評価しても判断はできないロードシス・スウェイバック・フラットバックなど様々な姿勢パターンがあり

【体性感覚アプローチ】運動療法を活用して筋肉の収縮感を高める順序について!

上記の様な脊柱を屈曲したり、股関節を屈曲する様な動きをすることで前鋸筋であったり、腹筋群を活性させる状況を作ることができます。 そのため、、 参考書や論文にも色々と紹介されているエクササイズ・トレーニングの種目を行う際にはその本人に筋肉の収縮感があるのかどうかを確認しながら動くことが非常に重要です。 ・腹筋運動をしているなら、腹筋群を使う感覚があるのか? ・足関節背屈運動をしているなら、前脛骨筋を使う感覚があるのか? ・膝関節を屈曲しているなら、ハムストリングスを使

骨盤帯の機能改善に対するピラティス・運動療法を機能解剖学的に考察する!

骨盤帯へのピラティス・運動療法を行う機会は非常に多く、ピラティスのアプローチとしても骨盤帯への介入はピラティスメソッドを活用することは非常に相性が良いです。 ピラティス・運動療法で骨盤帯へのアプローチを行う際には、まずは骨盤帯の機能解剖学を知っておかなければアプローチができないです。 そういった目的でピラティスを活用できるために、骨盤帯の機能解剖学を中心にお伝えしてそれに対してのピラティスのエクササイズをプログラムできる状態までなれるようなコラムにしています。 骨盤帯の

【足関節の運動療法】歩行・立位姿勢で機能するための足関節の運動療法&ピラティス

今回は足関節への運動療法・ピラティスというテーマで、歩行などの動作改善や立位姿勢において足関節がしっかり活用できる状態を作ることを目的にした介入方法やアプローチの考え方についてお伝えします。 足部のコントロール不良や適切な筋感覚がない状態になられている方や足部の可動域制限や動きのエラーなどが生じている方も非常に多いです。 そういった観点も含めて、、 足関節の機能改善のために必要な考え方やアプローチをする際のポイントについて解説するコラムにしていますので参考にして頂ければ

歩行・座位を再獲得する際に最優先して獲得するべき身体機能!抗重力伸展筋群の活性化の4ステップ!

実際に臨床現場で介入をする際には、クライアントの座位機能や立位保持機能を評価してアプローチをしたり、最遊的には移動機能である歩行の改善に対しても介入する機会があると思います。 この動作の再獲得において、優先して獲得するべき身体機能だったり、運動療法として優先してアプローチをする順序について理論的にお伝えしていきます。 足底感覚と坐骨感覚まず人間がなぜ座位保持や立位保持を安定して行えるかというと、支持基底面としての感覚機能が適切に入力されているからという理由が1つあります。

【腹式呼吸と横隔膜】知っておきたい臨床現場で活用できるポイント3選!

呼吸に関しては、腹式呼吸か胸式呼吸かどちらが大切かという話ではなくてどちらとも状況に合わせて適応できることが重要になります。 その中でも、腹式呼吸に対して一般の方が誤っている誤解について解説をしつつ、横隔膜の特性について解説していくコラムにします。 臨床現場でも活用できる内容になっていますので取り入れて頂ければと思います。 一般の方の腹式呼吸の勘違い多くのお客様のセッションをしている中で、腹式呼吸について間違った認識をされている一般の方は非常に多いです。腹式呼吸というと