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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2022年7月の記事一覧

「体の緊張」「体の固さ」を改善するためにはどうするべきか?

体の力が抜けない人に対して、力を抜いてくださいというのは無理な話ですし、体の歪みや体の固さが起こるのもしっかり理由があります。 今回のコラムの考え方を知っておいて頂くと、体の緊張や歪みや固さなどの捉え方が変わると思うので最後まで読んで頂ければと思います。 捉え方が変わると、アプローチの仕方や考え方も変わるのでセラピストの方もトレーナーの方にも参考になる部分はあるコラムになると思います。 そうなっているのは全て結果である歪みたくて歪んでいる人はいないし、、 大腿直筋をパ

荷重位でのSHMの破綻が起こる理由2選!

今回は膝関節がテーマのコラムです。 膝関節の機能として欠かせない機能の1つとしてSHM(スクリューホームムーブメント)があります。 このSHMも非荷重位で機能することも大切ですが、それ以上に歩行や立ち上がりなど立位で機能することが1番求められる機能になってきます。 荷重した状態で正常なSHMが入らない状態になってくると、下腿が外旋したり、下腿が外側傾斜したり、内反変形したりと変形性膝関節症で多いマルアライメントに近づいてきます。 今回のコラムでは、、 変形性膝関節症

スウェイバック姿勢の「骨盤前方シフト」をコントロールする着眼点について!

今回はスウェイバック姿勢について。 以前のスウェイバック姿勢について書いたコラムも大変好評なので、見てない方は以下のコラムも合わせてご覧頂ければと思います↓↓ スウェイバック姿勢の方は臨床上とても多くて、病院やクリニックでも医療機関でなくても10人いたら7〜8人はスウェイバック姿勢といえるくらいの割合でよくみる姿勢パターンだと思います。 この姿勢パターンを理解して、改善するためのスキルがあるだけでも自信を持ったアプローチや患者さんに対しても説得力がある説明ができると思う

【ピラティスは結局何を鍛えているのか?】体幹機能やモーターコントロール以外のピラティスをやる価値とは?

マットピラティス・マシンピラティスともに、ピラティスを行う価値について今回のコラムではお伝えしていこうと思います。 自分自身がピラティススタジオを経営しているので、数年間ピラティススタジオを経営する中で感じたメリットだったり、提供する価値についてです。 今回のコラムに関しては、一般的にピラティスの効果効能として取り上げられることが多いモーターコントロールや体幹機能の改善などの調べたら簡単に出てくる情報には触れずに、もう少し別の視点で解説をしていく形のコラムにしようと思いま

ロールアップ&ロールダウンができない人に共通する点と運動療法のコツ!

ピラティスの種目にロールダウン&ロールアップという種目があります。 このロールアップは一般の方だけに限らずインストラクターの方でも中々苦戦する方もいるくらい出来る人はできるけど、出来ない人はできない様なエクササイズであって、、 一般の方が開脚が出来るようになりたいという人が多いように、ピラティスをされている方であればロールアップやロールダウンが出来るようになることを目標にされる方も多いです。 ロールアップやロールダウンが出来ない理由も人それぞれですが、今回は臨床的に多い

足関節のアプローチだけしても歩行は変わらない!歩行を変えることが足関節の機能改善に繋がる理由!

そんな簡単に行けばいいですよね?? ですが、一時的に良くなったとしても、数日経つと元通りの状態になっていることがほとんどです。 そんな足関節背屈制限がある症例も多いと思いますが、足関節背屈制限の制限因子に対して施術をしても、変化しても一時的な問題であって時間の経過によって元に戻ります。 それも、足関節背屈制限は何かの結果的に起きたものであり、原因ではないことが臨床上とても多いと感じます。 その辺りを今回のコラムではお伝えしていけたらと思います。 足関節背屈制限も結果

「骨盤前傾の運動療法」の効果が激減してしまう条件とは?

臨床において、骨盤を後傾させるエクササイズも必要に応じて行うことはあると思いますが、前傾・後傾で考えた時には骨盤前傾方向に動きを最終的に出したいというケースの方が頻度としては多いと思います。 骨盤が後傾しているからいきなり骨盤を前傾させるエクササイズをしてもうまく行かないケースも多く、骨盤前傾の運動療法をしようとしても動きとしては骨盤前傾の動きになっていても機能的には骨盤前傾の効果を引き出すことはできてないがほとんどだと感じています。 2パターンの骨盤前傾運動骨盤前傾をす

セラピスト・トレーナーの知識・技術にはもっと価値があることを全員知るべきな話!

先日こんなツイートをTwitterでしました。 結構このTweetをして少し自信が付きましたとかDMで頂く方もいたので、この内容をもう少し深堀りして今回のコラムではお伝えできればいいかなと思います。 ということで、、 今回は臨床の話ではないですが、こういうマインドをどう保つかって部が本当に1番大事というか、正直技術や知識を身に付ける上でもマインドがどうなっているか次第なので、考え方・捉え方ということほど重要なことはないと思ってます。 そんな方に少しでも自信を付けて頂い

ピラティスのメニューだけでは補うことができない運動療法をする時の要素とは?

そのため… 店舗に来店されるお客様に提供するメニューでは、オリジナルでのメニューを考えてアプローチを行っています。 今回のコラムでは、ピラティスはモーターコントロールとして、体の扱い方を変えていく上で有効なメソッドではあると思いますが、その中でも、ピラティスで補えきれない部分はどんなところなのかを中心にお伝えしていこうと思います。 ピラティスをする目的とは?今では、ピラティスの色んな団体があり、簡単に資格を取れるようになっていますので、体の知識が全く無い方でも簡単に資格を