海外進学の利点・欠点

こんにちは、shinoです。湿気の多い日が続きますね。

じめじめするのは嫌ですが、雨音を聞いていると落ち着くので梅雨も素敵だなあと思います。

それでは挨拶はそこそこに、今回は海外大学へ進学する際の利点と欠点を少し紹介したいと思います。私の意見を聞いて、この利点は大きいなと思ったら、海外進学もよければ考えてみてくださいね。


利点

1.自分の学びたいことを集中して学べる環境がある。

これこそ、私が考える中で一番の利点です。

私は古代史を研究すると決めていたのですが、イギリスやオーストラリアの大学にはAncient Historyという学科(department)があるんです。

日本の大学の文学部(海外では人文学部:Humanitiesでしょうか)には、史学科はあるとは思うのですが、自分が研究したいと考えている分野に精通する教授がいない場合があります。

私は日本の大学の志望校も教授の有無で決めていったのですが、その際、この大学良さそうだけど教授がいないんだよなぁ…ってことが時々あり、悩みました。

しかし、上記のように海外大学では本当に細かく学科が分かれています。だからこそ、4年間、あるいは3年間、自分の興味のある部分を集中して学べます!そこで得た基本知識は、大学院に進む際も絶対に使えます。

私のように研究分野を決めて大学に行く人は少数だと思います。けれど、もし皆さんが既に大まかにでも分野を決めているなら、海外に行くことをお勧めします。

海外には興味あるけど、勉強したいことが定まってない…という方にはLiberal Artsがおすすめです。この学部では、学際的に広く学びながら自分の興味ある分野を探し、掘り下げていくことができますよ。

2. 現地語習得の環境が整っている。

現地語が話せるようになるよ~、っていうのは海外留学の利点として必ずといっていいほど挙げられますよね。

これは半分合っていて半分間違っているように思います。その理由はこちらです。

大学では講義を聞き、時にプレゼンし、時にテストやレポートを受けますよね。これらについて考えると、自分から話す機会ってほとんど無い気がしませんか?

講義は教授の話を''聞く''(質問に答える場合もあるとは思います)、プレゼン、テスト、レポートは事前に準備するという点で''書く''という点が主だと思います。更に教科書や資料は''読む''ものですよね。

つまり、話す機会って大学の授業でそのような授業を選択しない限り意外とありません

しかしながら、見渡せば全ての生徒が現地語が話せる、あるいは学んでいるはずです。ですからこの環境を上手く使えば、話す機会は沢山得られますし、彼らのバックグラウンドも大いに刺激になることでしょう。

日本でも外国語の勉強はできますが、実際に使われる生の言語に常に触れるというのは現地でしかできませんし、強制的にそのような環境におかれるのも悪くないと思います。

欠点

1. 学費が高い

私は正直これが鬼門だと思っています。

イギリスやオーストラリアの大学は、1年の授業料だけで約250万かかります。しかも留学生の授業料は、年々増加傾向にあるということで、1年生の時の授業料と、4年生の時の授業料が大幅に変わっている可能性もあるんです。

一方、アメリカの大学は大学自体が奨学金を設けている場合が多く、複数の大学へ出願して入学許可をもらえた大学の中から、奨学金の多さで入学する大学を決める人もいる模様です。(高校の先輩方が実際にそうだったらしいです)アメリカの大学も授業料は高いですが、奨学金は比較的貰いやすいのではと個人的に思っています。

2. 精神力が要る

慣れない土地で一人で生活していかなくてはならないので、大変精神的にきつくなると思います。履修登録や携帯の契約など、特に最初は大変です。

海外大学は課題が多いと聞きますので、手を抜くところがわからない最初は、いっぱいいっぱいになるかもしれません。

一方で、むしろそれを乗り越えれぱ誰よりもタフな精神で環境適応能力が身に付くとも言えます。

大学に入る前も大変ですが、入ってからも色々やることはあります。それを前もって覚悟しておくことをお勧めします。

まとめ

他にも長所や欠点は見つかると思いますが、私は以上のことを特にお伝えしたいと思いました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

こちらを読んで質問や意見がありましたら、どうぞマシュマロでお願いします。

Twitter もやっておりますので、よければフォローお願いします。

追記: 2024/02/05
実際に絵画へ交換留学した今、こんな基本的なところ以外にも沢山長所・欠点は思いつくのですが、国によるところも多いかなと感じています。今あえて加えるとしたら。留学中に自分と全く異なる背景を持った人と関わることで、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも考えさせられたり見えてくるものがあったりすると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?