70年後

先日作曲家のミシェル・ルグラン氏がお亡くなりになられました。
キャラバンの到着やシェルブールの雨傘など数々の名曲を作った彼は、音楽界に大きな影響を与えたと言って過言ではないでしょう。

一方、昨年末から著作権の保持期間が変わり、パブリックドメインとして使用ができるのは没後50年から没後70年に延長。
つまり同氏の曲を特に許可なく使用できるようになるのは2089年となるわけです。

2089年ですよ。22世紀が目の前です。
この時誰がどうなっているか…想像なんてできないですよね。
もし不老不死の技術ができていれば、その時も元気に楽譜を書いているのかな、なんてことも考えます。
しかし音楽がどういう形で人の手元にあるか、そもそも音楽という存在がまだあるか…何もかもがわかりません。

ただ、音楽があるとすればその時は「定額配信サービス」なんて今でいうレコードのような扱いを受けるのでしょうね。
「今の時代は脳内再生だよね」なんて言われてたりして。
そんなわけないか、どうなる、70年後。


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