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ペルセウス座流星群撮影チャレンジ後編/星空を追いかけて

こんにちはこんばんは。しのです。
前回このような記事をまとめました。

今回はこの記事の続きとなっております。
8/11-8/12は埼玉県某所にて流星群の撮影を行いました。
8/12-8/13にかけて、時間もあるしどうせなら星が綺麗なところでと思い関東圏の星が綺麗な場所をピックアップし、出発直前の天気予報を参考に千葉県の南房総市にある野島埼灯台まで車を走らせ、星を撮りに向かいました。

今回は少しレンズを変えてみました。
流星は残念ながら画角外でたくさん流れたので上手く撮影できませんでしたがそれでも綺麗な空が撮れたと思います。まずは南西の空を

2024.08.13/01:33

夏の大三角とそれをつくる星座たち。めっちゃ見切れちゃいました😂
少しだけ灯台の影響もあって明るくなってしまったので天の川はあまり上手く写せませんでした。
でも綺麗でしょ?今回も星座線描きましょうか。

雑になってしまった…
いやこれめっちゃ難しいんですよね。

天の川、夏の大三角といえば織姫と彦星です。

簡単なあらすじ

機織りの名人、織女と牛飼いの牽牛は恋に落ちて結婚したけどその後働き者だった2人は仕事せず遊んでばかりでそれにぶちギレた天帝は2人を天の川の両岸に引き離します。 悲しみに暮れる織女を不憫に思った天帝は年に一度だけ2人を合わせるよう計らいました。

みたいな。
「織姫と彦星はどんな関係でしょうか」みたいなクイズが天文関係の施設で出されることがありますが答えは恋人ではなく夫婦です。引っ掛け問題なんですよねこれ。

2人の出会いを星と結びつける曲と言えばこれでしょうか。

Aimerさんの「星屑ビーナス」
切ない失恋ソングで、とても好きな曲です。

結局うまくいかなかったのに、相手を思いやり、空に散らばる無数の星屑のひとつのように貴重で煌めくような出会いだったとその出会いに感謝しているという趣旨です。

少し話が脱線するんですけど、この星屑ビーナスとサビのコード進行が同じなのかメロディがめっちゃ似てる曲があるんですよね。

多分ほかにもあると思います。聴いてて「すげー!!」ってなりました(語彙力)

すいませんめっちゃ脱線してしまいました。

星空関係の曲を聴いていると、歌詞によくあるのが「夜空に星めっちゃあるのと同じくらい人間もたくさんいる中あなたと出逢えた」(言い方)
みたいな。

でもそれめっちゃ分かるなって思うんですよね。
すごい会いたい人にはなかなか会えないのに街中でそこまで仲良い訳では無い人にはよく遭遇するんです。なんなんですかねあれ。

すいませんまた話がすごい脱線しそうなので次行きます。
次は南南西の空です。

同日 02:35

野島埼灯台の名物(?)のベンチを星空と一緒に撮りました。これ、よーーーーーーーーーーく見ると少しだけ流星が写りこんでいます。

ちっっっっちゃ

左側の囲っている部分です。めっちゃ分かりづらい。
ベンチの上に太陽系惑星の土星が見えました。
土星は確か太陽系の中で木星の次に大きな星です。
土星といえばあの大きなリングをイメージすると思います。土星のリングのほとんどが氷の欠片で構成されていて、ガス惑星です。
さて、この画角で流星を狙って01:55~02:55の1時間、ずっと撮影を続けました。そしたらやることはただひとつ。

約90枚の画像を比較明合成しているのでどうしても線が点をめっちゃ繋げたみたいな感じになっちゃうんですよね。難しいです。

さて時刻は午前3時を過ぎました。ここからは東の空を見てみます。

同日 03:40

木星が大きく滲んだ!!これだよ求めてたのは!!!

夏の星座も良いけど僕はやっぱり冬の星座の方が好きです。パッと見で分かりやすいし。
そしてこれもよーーく見るとオリオン座π3星の近くに星が流れています。少しぶれてしまっているのが残念です。

オリオン座π3星はタビト(Tabit)という名で、地球から約26光年の距離にあります。
オリオン大星雲は地球から約1600光年の距離にありますが、肉眼でも見えるほど明るい散光星雲です。
オリオン座は一番好きな星座です。形が素敵。

オリオン座といえばこの曲ですよね。

そして左上には火星と木星が接近しています。
このふたつの惑星が最も接近したのは8月15日の0時頃なのですが、この時間帯はまだ地平線上に昇っていないので観測ができません。これを撮影したのが13日の午前3時40分なので2日ほど前になりますが、たまに見れる星同士の接近はとても美しい現象だなと思います。

次の星同士の接近は8/25~8/27の夜明け前に観測が可能で、ここで見られるのは月、プレアデス、火星、木星、アルデバラン(おうし座α星)、ヒアデス星団等です。星の大集合ですね。絶対寝てる自信あるので先回りして見ちゃいましょうか。

8/27 01:41の星空

大集合すぎる。星空を追いかけるどころか追い越してしまいました(?)

さて段々と陽が昇ってきました。

なんかちょっとロマンチックな感じにこの時間帯の星空を表現するとしたら、「東の空から昇る太陽の光が、夏に姿を見せた冬の星座たちの魔法を解き、星々を消していく。」みたいな。
でもほんとにそんな感じで、光の弱い星から順番にその姿を消していきました。冬になるのが楽しみです。

同日 04:17

陽が昇り、朝日が灯台を包みました。
星も見えなくなったのでこれで帰ります。

片道156km。行きは僕が運転しました。初めて首都高運転したのですが怖くて免許返納しそうです。
帰りは友達が運転してくれました。
156km運転後、ぶっ通しで星を撮影していましたが全く眠くありませんでした。こういう時だけ自分の体力エグいなって思います。ちなみに友達は星見てる時寝っ転がって爆睡してました。この睡眠のおかげで帰りに運転できたみたいです。助かりました。

今回はこの辺で終わります。
自分が撮影した星空と共に色々な曲なんかも紹介したりしました。

色々ありますが、これが一番好きかなぁ…

由薫さんの「星月夜」
「星降る夜に ただあなたに会いたい」というサビがとても好きです。きっとこれは僕が思うに「特別な日にはあなたと一緒にいたい」という意味だと思うんですけど、強いて言うなら星が降らなくても会いたいです(誰に)

そういえば2001年11月、僕がまだ2歳の時ですがしし座流星群がとんでもない量流れたみたいです。1時間に数千個というレベルで流れたそうで、次にしし座流星群が大出現するのは2034年〜2037年の間で、まだハッキリしていないそう。その時まで自分がカメラや星空が好きでいると良いなぁ。

当時の映像がありました。素敵だ〜🫶

では今日はこの辺で終わります。

またね🙌

池袋のルノアールで記事書きながら食べてたミルクレープ。これ美味しい(突然の飯テロ)

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