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カムカムエヴリバディ 第1週を見て感じたことの話

■はじめに

こんにちは!クリエイターのShinoと申します。
今回もタイトルのことについてまとめてみました。

〈最近の私のワーク〉

■これぞ朝ドラ!な王道展開の予想、しかし?

キャラクターや話の展開など、どれを取っても王道的なスタートを切った印象です。ちょっかいを出してくる男の子や、いつも一緒にいる女の子といった構図を見て、「朝ドラってこれだよなぁ」ということを思い出しました。

ただ、この先の流れ故か、ペースはかなり速いように感じました。ヒロインの子役がメインを務めたのは一話とちょっとで、重要と思われる人物との出会いと(一時的な)別れも、一週間のうちに全て収まっていました。

朝ドラの最初の一、二週間って、だいたい「これくらいのテンポでやるよ」や「こういう世界観だよ」という説明の意味もあるので、このままだと比較的サクサク進むのかな?といった印象です。ヒロインも世代ごとに3人登場するということなので、「〜年後」みたいな表現で飛ばすことも何度かありそうですね。

■フラフラ自転車、功を奏す

今週一番グッと来たのは、なんといっても安子(あんこで変換して探してしまった)のフラフラ自転車ではないでしょうか。衝動に駆られたように自転車を取り出した時は、「まさか突然乗りこなしてしまうのか?」とも思いましたが、あっちにヨタヨタこっちにヨタヨタという順当な「千鳥運転」で、なんだか安心してしまいました。

稔さんの前で自転車を倒してしまう安子、それを支える稔さん。カタコトの英語で「あなたに手紙を書いて良いですか?」と尋ねる安子、「もちろん」と答える稔さん。そうだよね、そう来るよね!という展開で、途中立ち込めた暗雲をきれいに取り払ってくれました。

また、シーン中にBGMで流れるサックスの優しい音色がよかったですね。安子を見守る視聴者の気持ちに寄り添うみたいで、とても温かな気持ちになれました。演奏は超有名サクソフォニストの渡辺貞夫さん(御年88歳!)。
最近、劇伴にサックスが登場する場合、最近はクラシカルなサウンドが使われることが多いのですが、やっぱりジャズもいいですね。これからも流れてほしいです。

■これからどうなる?

次回予告では、「正式にお付き合いしたい」と言っている稔さんが登場。これもまた展開が早い!娘と付き合って二日目の彼氏が来ちゃったのを見ている気分です。この感じだと早々に結ばれて、二人の仲が深まった状態で次のストーリーに進むような気がします。

公式サイトで人物相関図を見てみると、「安子編」「るい編」「ひなた編」とあるものの、現在選べるのは「安子編」のみ。もうしばらくは続くと思うのですが、意外とあっさり次の「るい編」に進む可能性もありますね。一つをじっくり観てみたいような、どんどん次に進めてしまいたいようなジレンマがありますが、とりあえずまずは安子と稔さんがどんな関係になるのか、楽しみに次週を待つようにします。

Shino



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