クリエイティブでのロジックの必要性の話
■はじめに
こんにちは!クリエイターのShinoと申します。
今回もタイトルのことについてまとめてみました。
〈最近の私のワーク〉
■ロジックは「守らないといけない」のか?
私は、クリエイティブにおいて
「ロジックは守らなくても良い」
と思っています。
画用紙に線を一本引いて「絵です」と言えばそれは絵だし、五線譜に音符を一つだけ書いて「曲ができました」と言えばそれはもう曲だからです。
では、ロジックは全く必要ないのか?というと、これも違うと考えています。
クリエイティブでロジックが必要とされるのは、
「人に理解してもらいたいことがある時」だと思っているからです。
言葉で説明をするときに、主語述語などの文法が正しい方が理解されやすいのと一緒ですね。
線一本の絵や、一音だけの曲は、作品であると言ってしまえばそれまでですが、人にそれを「理解してもらう」の難しいですよね。これは当然ですが、いわゆる普通の絵や曲とは、その様相が違うからです。
そのため、「自分の作品がどういう意図で作ったかをわかってもらいたい」という気持ちがある場合は、それを表現するのに適したロジックに基づいて創作活動を行う必要がある、ということになります。
■ロジックは増えるし、変わる
今まで知らなかったことがいつの間にかロジックに追加されていることもあるし、禁則とされていたことが何故かロジックとして成立していることもあります。
つまり、ロジックは流動的なのです。決まりや理屈と捉えると、「不正解を指摘するためのもの」みたいなイメージになるかもしれませんが、そうではなく、その時々の「正解を導き出すためのもの」という考え方の方が近いかもしれません。
そう考えると、自分が学んだロジックとは違う作風のものがあった場合、それは「誤っているもの」ではなく「ゆくゆく定番になるかもしれないもの」とも言えると思います。そのあたりは難しいですが、経験や知識とは外れたものがあっても、否定はしないで受け入れる姿勢でいたいですね。
Shino
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