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自称保守という病
(この投稿は2018年2月4日にFacebookノートとして投稿したものに訂正を加えたものです。)
岩田温さんの『リベラルという病』(彩図社)を読んだ。たしかに、共産党・共産主義者と組んでいる日本の自称「リベラル」は、共産主義、コミュニズムの組織暴力に対して無知・無自覚ではあると思う。
だが、それならば。創価学会・公明党と組んでいる自民党はどうなるのか。共産党が「全体主義政党」ならば、創価学会・公明党は「全体主義カルト」ではないか。
どこかの市議が殺害されたというような他人の話ではない、わたしの実体験にもとづく話である。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
わたしが高校生のとき、創価学会を脱会し、「顕正会」という組織に母親とともに移った。
わたしは「布教を通して悪いカルマを消すことができる」というドグマを真に受け、入会ののちすぐに、中学校・高校の同級生を相手にモーレツな布教を始めた。
すると、地域の創価学会員たちは「◯◯が変な宗教に入った」という悪質なウワサ話を、組織の外にもバラまき、わたしの布教をモーレツに妨害し始めたのだ。
殺害をほのめかすような脅迫もあった。
「オマエ、宗教やってんだってな?」
「よーく、聞け。オマエが何を信じていてもかまわない。だが、布教は絶対に許さない。今、オマエの家に家族がおろう?俺らが乗り込んでいって殺ってしまえばどうなるか、分かるだろう?」
今となってはこれらの言葉が創価学会員によるものであるかどうかは確認する方法もないが、少なくとも、同じ宗派だった「日蓮正宗」、そしてそこから分派した「顕正会」の布教者に、組織暴力を以って臨むのが、創価学会という存在なのである。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
創価学会・公明党はしょせん「全体主義カルト」なのだ。
かつて在籍していた派遣会社の幹部が創価学会員だった。彼も、わたしの詰問に、こんなヤクザまがいの荒い言葉を吐き捨てて、暴力性をむき出しにしたのである。
「オレは先生(=名誉会長の池田のこと)のためなら、地獄へもお供する。その覚悟でやっているんだ!!」
自称保守の多くは、自民党を保守政党として信頼しておきながら、創価学会・公明党の暴力性には無知・無自覚である。
日本の自称リベラルが「病んでいる」というのなら、日本の自称保守もまた「病んでいる」のである。
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