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真鍮バングルの簡単な作り方


2mm幅のバングル



今回はこの簡単な真鍮バンクの作り方について紹介して行きたいと思います。
ではまず今回真鍮バングルを作る上で必要な物を順番に説明して行きたいと思います。

バングル作りに必要な道具

2mm幅の真鍮線

まず最初は今回のバングルの素材となる真鍮の丸線です、今回はホームセンターなどにも置いてある2mm幅のワイヤー線を使って行きます、今回使う真鍮はc2700という2種の真鍮線(銅65%亜鉛35%)でアクセサリー作りに優れているものになり、あらかじめナマシ加工をしている柔らかい素材になります。
※ナマシ加工とは熱を加えて柔らかくしていること
ホームセンターやネット通販にもワイヤー線は売っているのでそれを買えば問題ないと思います。(個人的にはネットショップの方がお勧め)

物差し、マジック


次に必要な物は物差しとマジックです、これは腕を通す幅を調整する時に使用します、これはそこまで特別なモノは必要なく市販のものを揃えてもらえれば大丈夫です。

木槌、ゴムハンマー


次に必要なモノは木槌とゴムハンマーです、これはバングルの形を形成する時に主に使います、真鍮や銅は強い衝撃を加えると固くなる性質があるのである程度形やサイズが決まったら木槌とゴムハンマーどちらかで叩いてバングルの形を作って行きます。
個人的には木槌の方を良く使うんですけど、マンションとかで余り音を立ててはいけない場合はゴムハンマーを選んだ方がいいです、と言うのも木槌は叩いた音とかが結構響くのでゴムハンマーがいいかと思います。
因みに木槌とゴムハンマーにはそこまで性能の差はないので好きな方を選んだ方がいいと思います。

クリッパー



次に必要なモノはこの大きな切断バサミのクリッパーです、今回クリッパーを使って真鍮線を切っていきますが2mm幅ぐらいの真鍮線であれば市販のペンチでも切断できるのでここまで大きな物を用意する必要はないと思います。
自宅でアクセサリーを作る場合はペンチで殆ど事足りると思うので、クリッパーは真鍮線が3mmぐらいの幅になってきたら用意した方がいいとは思いますが、あくまでこれは個人の感想です。

芯棒(丸型、楕円型)


次に必要なモノはバングルの形づくりに必要不可欠な芯棒です、芯棒には大きく分けて2種類あるんですが、それがここにある丸型のモノと楕円型のものです。
今回はホームセンターなどで手軽に手に入る丸型の物を使っていこうと思います、丸型と楕円形どっちがいいかなんですけどオーダーメイドとか手首にキッチリハマる物を作る際は楕円型の方が重宝します。
逆にフリーサイズとか少しサイズ感の幅が広い物を作りたい場合は丸型の方が重宝すると思います、一応これも個人の感想ですw

ヤスリ
電動ヤスリ


次に必要なモノはヤスリと電動ヤスリです。
まずヤスリなんですけど今回大きな物を使ってるんですがホームセンターに売っている手頃なサイズのもので大丈夫です。
ヤスリは主にペンチなどで真鍮を切断した時切断面に出るバリを取るものなんで使いやすいものなら大丈夫です。
次に電動ヤスリなんですけどこれは今回なくても大丈夫です、電動ヤスリがあった方が効率的に作業が捗るので使うんですけどサンドペーパーなんかで代用できるので初めはそれを使った方がいいかと思います。(電動ヤスリは高価な為)

コンパウンド(研磨剤)
拭く布


次に必要なモノはコンパウンド剤です。
コンパウンド剤は何かというと最後の仕上げの際にバングルを綺麗に研磨する磨き粉です。
今回使うのはペースト状になっていて真鍮、銅専用のコンパウンドを使います、ペーストの中に研磨粒子が含まれておりそれを真鍮につけジュエリークロスなどで磨くと本来の綺麗な輝きを放ってくれる物になります。
一応コンパウンド剤は肌に触れると被れたりするので研磨した後は中性洗剤で一度研磨剤を洗い流すようにした方がいいです。

研磨剤


最後にこれは研磨剤と呼ばれるものになります、今回は使わないんですが鏡面磨きなどより一層綺麗に研磨したい場合はこれを電動ヤスリにつけて研磨します。
今回は使わないのですがあったら完成度が格段に違ってくるので本格的にアクセサリー作りをする際はあった方がいいものになります。

バングル作り


芯棒で形を作る


ではバングル作りに移ります、まずはバングルの形を作って行きます、先ほど紹介した芯棒に真鍮線を巻きつけて形を作ります、
ある程度形が整ったら程よい長さに切って行きます、

形を取り終えたら木槌で叩いて硬度を出して行きます、今回は木槌で叩いてますが音がかなり出るので音を立てたくない方はゴムハンマーを使うことをお勧めします、叩いてある程度固くなったら次は手首を通すスリット幅を調整していきます、

スリット幅を決めて切断する


今回は一般的な3センチ幅にスリットを開けたいので3cm幅に真鍮線をカットしていきます。
この時物差とマジックでスリット幅をマークしペンチまたクリッパーで切断します。

削ってバリをとる


滑らかにする


次に手首にはめるとき手首に傷がつかないようにバリなど尖った部分を削って行きます、まず大まかなところをヤスリで削りこの後電動ヤスリでさらに滑らかになるよう削って行きます、今回は電動ヤスリを使ってますがホームセンターなどで売っているサンドペーパーなどでも滑らかに削れるので最初のうちはそれを使うことをお勧めします。手で触って痛くなければ削り作業は完了です。

コンパウンドで磨く


完成品


最後にコンパウンド剤を使ってバングルを綺麗にして行きます。
今回使うのは真鍮と銅専用のものでネットショップなどで買えるのでそちらを購入するのを個人的にはお勧めします。
ある程度綺麗になったら研磨作業は完了で、真鍮バングルが完成します。

今回は家で真鍮バングルを作る方法についてざっくり説明するノートを書きましたが、他にもこの形とは違ったバングルやアクセサリーなどを作る方法やノウハウなどをできる範囲で発信していこうと考えてますんで興味がある方はフォローをお願いします。後真鍮アクセサリーの素材などの販売などもしていこうかと考えてますので興味がある方は気軽にコメントしていって下さい。
改めてご愛読ありがとうございました。

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