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インプット大全【要約】

「限られた時間で良質な学びを手に入れたい」
「インプット力を高めて、自己成長を加速させたい」
と思っている方必見です!!

そこで、この記事では

樺沢紫苑さんの「インプット大全」

という本を要約していきたいと思います。

その前に私の簡単な自己紹介

私は・・・

・一週間に本を二冊以上読んでいます。
・紙の本、kindle合わせて50冊以上保有しています。
・一週間に二冊分要約しています。

今回は目次に沿って特に皆さんに知ってほしい部分の要約をします。

また、要約しないChapterもありますので、この記事を見て興味を持った方はぜひ本書を手に取ってみてください。

記事の最後にURLを添付しています。

今回は・・・

【Chapter01インプットの基本原則 RULES】
①インプットは「量」より「質」を重視
②インプットの精度を高めるには
③インプットの基本原則1
④インプットの基本原則2
⑤インプットの基本原則3

【Chapter02 科学的に記憶に残る本の読み方 READ】
①本を読む
②月に3冊読む
③深く読む
④感想を前提に読む

を紹介します。

では早速「インプット大全」を要約していきたいと思います!!!


【Chapter01 インプットの基本原則 RULES】


①インプットは「量」より「質」を重視

突然ですがみなさんに質問です。

インプットにおいて、「量」と「質」のどちらが大切でしょうか?

答えは「質」です。

書店に行くと、「読書をしたらアウトプットしよう」という「アウトプットの読書術」の本が増えていますが、「速読」や「多読」を進める本が、依然としてたくさん出ています。

つまり、インプットの量を求めたい人がまだまだ多く、「たくさん読めば、自己成長できる」という間違った幻想に支配されている人が多いのです。

質問を変えます。

次のうち自己成長するのはどちらでしょうか?

A 月にホームラン本(非常に学びと気付きが多い本)を1冊読む人
B 月に三振本(たいした学びを得られない内容が薄い本)を10冊読む人

答えはAです。

内容の薄い三振本をたくさん読むよりも、本当に自分にとって必要で、「気づきや」「ToDo(すべきこと)」をたくさん得られるホームラン本を1冊しっかりと読み込んだ方が、自己成長は大きいのです。

最後の質問です。

次のうち自己成長するのはどちらでしょうか?

A 月にホームラン本を1冊読む人
B 月にホームラン本を3冊読む人

答えはBです。

「内容が濃い本」であるならば、当然ながらたくさん読んだ方が多くの学びや気付きがあると思います。

つまり、インプットは「質」が先で、「量」はあとなのです。


②インプットの精度を高めるには

ここ一週間にネットで見たニュース、情報、ブログを覚えている限りたくさん書き出してみてください。

この課題を著者のセミナー参加者175人に対して行ったところ「思い出せた数」の平均は3.9個で、最も多い人で10個、3個以下の人が半分を占めていたそうです。💦

私達はスマホやパソコンを使い、ネットから多くの情報を得ています。

1日30分で20個の情報を見ているとすれば、1週間で140個もの情報に接触しています。

しかし、そのうち記憶に残っているのはたったの4個であり、情報吸収率はわずか3%です。

休憩している時や電車に乗っている時に、すぐにスマホを開き最新情報をチェックする人も多くいますが、実際はたったの1週間でその97%を忘れてしまうのです。(笑)

そこで著者は、「必要のない情報」は、「見ない」「接触しない」、つまり情報を「捨てる」努力が必須だと語っています。

そのため、ただスマホをチェックするだけだったら時間の無駄です。

つまり、的を絞って情報収集することが重要になります。


③インプットの基本原則1

アウトプットの定義は「話す」「聞く」「行動する」だと認識できている方が多くいると思います。

では、インプットの定義は何でしょう?

基本的には、インプットは「読む」「聞く」、さらには「見る」というものでしょう。

しかし、50分の授業を聞いて、その内容全く覚えていなければ、脳に情報が入力されていないので、インプットとはいえません。

インプットとは、脳の中に情報が入って(INする)、情報が置かれる(PUTする)こと・・・

つまり、「読む」「聞く」、「見る」ことによって、情報を得て、それを記憶にとどめることがインプットの定義になります。

そしてインプットする際に・・・

・「なんとなく読む」→「注意深く読む」
・「なんとなく聞く」→「注意深く聞く」
・「なんとなく見る」→「注意深く観察する」

「なんとなく」はNGなのです!!!

「なんとなく」ではなく、注意深く意識をして、情報を脳にインプットしていきましょう!


④インプットの基本原則2

「なぜ英語を勉強しているのですか?」→「将来役に立つかもしれないから」

これは一番やってはいけないインプット術なのです。

勉強する場合、本を読む場合、講座を受講する場合・・・

何かを学んだり、インプットしたりするときは、必ず「方向性」と「ゴール」を設定するべきだと著者は語っています。

例をあげましょう。

「ワーキングホリデーでオーストラリアに行きたい!」
→そのために必要な語学力は?
「TOEIC450点」
→それはいつまで?
「2022年4月まで」

ここまで具体的に方向性を決めることで、「どんなテキストを購入するのか」「週に何時間勉強が必要なのか」、最適な勉強法が見えてきます。

こうしたことから、「インプット」と「目標設定」は、必ずペアで行う必要があります。


⑤インプットの基本原則3

インプット→アウトプット→フィードバックを繰り返すと自己成長できます。

これは、【アウトプット大全】(次回要約します!)の最も重要なポイントいえる「自己成長の法則」です

しかし、実際問題として、インプットとアウトプットは同時進行で処理されている場合が多いのです。

例えば、テニスの試合ではボールと相手の動きを見ながら相手の次の動きを予測して、足は常に動いています。

つまり、情報を得る=インプットと、行動する=アウトプットを同時に行っているのです。

このように、インプットとアウトプットは、別々のアクションではなく、実際ほぼ同時進行で、同時処理されることが多いです。

これらのことから、インプットとアウトプットは「表裏一体」と言えるでしょう。

同様に、インプットとアウトプットは、切っても切り離せないものである、と認識してください。

そしてこの特徴を活用すること・・・

つまりインプットとアウトプットを同時に行うことで、より記憶にとどめ学びの効率を高めることが可能となります。



【Chapter02 科学的に記憶に残る本の読み方 READ】


①月に3冊読む

読書は大事だとよく言いますが、「月に何冊くらい読めばいいのか?」という疑問を抱えている方が多くいると思います。

では、月10冊読んでほとんどアウトプットしない人、月3冊きちんとアウトプットする人どちらが成長するかは、みなさんご存じでしょう。(後者です!)

アウトプットしないと、記憶に残りません。

半年、1年するとほどんど忘れてしまう、これでは読んだ意味がありません。

アウトプットを伴わない「インプットだけの読書」で10冊、100冊読んで何の意味もないですし、時間とお金はたっぷりかかるので、むしろ「マイナス」です。

しかし、月に10冊本を読んで、10冊きちんとアウトプットすることは、忙しいビジネスマンや学生には難しいと思います。

なので、1冊読んだら1冊アウトプットし、まずは「気付き」や「ToDo」「感想」を書きましょう。

そして、本の内容を実際に実践する、人に教える機会があれば教えていくこと・・・

こうしたアウトプットを通して、本の内容が「身につく」のです。

1冊ごとにこれだけ濃いアウトプットをするとすれば、月10冊は難しいので、月3冊をしっかり読むべきです。

これらのことから、インプットはアウトプットとペアにして、初めて効果を発揮するのです。


②深く読む

「速読できる!」という方に、「最近、何を読みました?その本のどこがよかったですか?その本のポイントを教えて下さい」といくつか質問すると、無言になってしまう人がいます。

これって、「本を読んだ」といえるのでしょうか?

100冊をどんなに早く読んだとしても、「自己成長」ではなく「自己満足」を優先にしては駄目です。

重要なのは、「速く読む」「たくさん読む」ことではなく、「深く読むこと」、これを「深読」といいます。

著者の考える「深読」の定義は、その本の「内容について議論できる水準」で読むということです。(飲み会などで!)

つまり、その本の内容について「十分なアウトプットができるようになった」ことが「深読」できている証拠です。

そして、「深読」できるようになるためには、「アウトプット前提」で読むことです。

そして、読んだ後にアウトプットするだけでいいのです。

まずは、「深く読む(深読)」という読書の基本を身につけ、その後に「数」や「スピード」を目指していきましょう!!

私も頑張ります!!


③感想を前提に読む

本を読んだ後に、感想を書くようにすると、ものすごく深く読めるようになります。

「深読」のための格好のトレーニングが、読書感想を書くということです。

そして、「読書感想文を書く」ことを前提するだけで、本から多くの情報をとれるようになります。

「感想を書くときに、この部分を引用しよう!」「自分の最大の気づきはこの部分だ!」と後で人に伝えるために、情報を集めないといけないため、細かい部分まで読み込むように注意のアンテナが立つのです。

このように、感想を前提に読むと「他人に説明できるレベル」で読むようになります。

ただ「読む」だけでは、すぐに忘れます。

読んで書くことで記憶に残ります。

「読」んで「書」くから、「読書」なのです。

【感想前提読書術の具体的方法】
・重要と思ったら、すぐにアンダーラインを引く。
・後から読み直したい、引用したいところに付箋を貼る。
・気付き、派生するアイデアなど、何でも書き込みする。
・その本の「ベスト名言」を選ぶ。
・その本の「最大の気づき」を書く。
・今日から実践したい「最大のToDo」を書く
・本を読んだら、短文でもいいので必ず感想を書く。


④問題解決のために読む

読書の目的、それは「学び」と「自己成長」だと思います。

しかし、読書には意外と知られていない、もうひとつの「重要な効用」があります。

それは、読書はあなたの「問題」や「悩み」を解決する、ということです。

著者の元には、「悩み」や「相談」がメールで寄せられるそうですが、その答えの50%は著者の本に、45%はその他の本に書いてあるそうです。

そして、残りの5%は本を読んでもすぐには理解できないものなので、YouTubeなどの動画で詳しく説明されています。

この世の中の悩みの95%以上は、本を読めば「解決法」が分かるのです。

例えば、上司との人間関係が上手くいっていない時は、「人間関係の改善」の本が何百冊もあると思います。

そこには、いくつかの解決方法や対処法が書かれており、それを一つずつ実行していくことで、改善されるかもしれません。

とりあえず、「悩み」や「ストレス」を抱えていたら、まず「本」で解決方法や対処法を調べてみましょう!

そのために、書店を歩いて今の悩みを解決してくれる本を探してみましょう!


【最後に・・・】

今回の「インプット大全」は、私がnoteを始めようと思った一冊・・・

いわゆる、ホームラン本です!!

これまでの私は、「自己成長」ではなく「自己満足」のために読書していたかもしれません。

しかし、この本と出会った時に読書の仕方が劇的に変わりました!

というのも、これまで解説してきたように私は、感想を前提に読むことにしました。

そして、その感想や要約をnoteに搭載することで、私自身のインプットの質が高まりますし、皆さんにも有益な情報を届けることができると考えたためです。

このように、アウトプット前提でインプットを行うことで、本を読んでいる最中に集中力が高まり、記憶力、思考力が高まっていることを実感しています。

みなさんが何かを学ぶ、身につける際には、家族や友人、先輩、後輩にその内容を「説明するぞ!」という心構えで物事に取り組んでください。

そうすることで、あなたの周囲の人々が幸せになるのはもちろん、あなた自身のインプットの質を高めることができます。

長くなりましたが、もしこの記事を読んで更に内容を深く知りたいと思った方は是非本書を手にしてみてください。

では、また!!!!


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【インプット大全】

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