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小学館のあれ

誰かの不幸に便乗して鬱憤晴らしをしたり、
誰かの感情や考えを軽率に「理解した気」になったりするのは、
良いことではないと思っている。

「思いやり」と「乗っ取り」を履き違えてはいけない。

それでも、ここ数日ずっとやりきれない思いがある。



感情的・感傷的になっているときは俯瞰して、視座を変えてみる。
少しは冷静になれるし、新たな発見や教訓を得られる(こともある)。



などと思いつくままポストしていたら、
このような続報が飛び込んできた。



過去の経緯と、その後の動向。
失望することが多すぎる中で、初めて心の通った見解を見た気がする。

全然当事者じゃないのに、なんだか涙ぐんでしまうね🥲

失われた命は取り戻せないけど、
建設的な議論が進んで良い方向に行けばいいな。

絆される一方で、「小学館はうまい落とし所をみつけたなー」と冷徹に見ている自分もいる。

数日前に「公式見解は出さない」と決めた上層部は、関係機関と同調してこれまでの関係を維持しつつ…
現場の編集部による上記ポストは、作家や読者の感情をなだめてガス抜きに成功している。

このシナリオを考えた人(いるなら)うまいなー

人間は誰でも本音と建前がある。意識的にしろ無意識的にしろ。
想像して推測することはできても、本当のことは誰にも絶対にわからない。

取り留めないので、ここまで。



自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

web小説『7番目のシャルル』シリーズ


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