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肩関節周囲炎の教科書〜問診編〜

一般的に浸透している肩関節周囲炎(五十肩)とは、中年以降、特に50歳代に多くみられ、明らかな原因もなく痛みと可動域制限が現れる疾患で、「凍結肩」や「癒着性関節包炎」などとも呼ばれております。

肩関節疾患は様々な病態がありますが、肩関節の痛みは病態が別であっても近接した部位に出現するため、痛みがあり、肩関節の動きに問題があると、総じて「肩関節周囲炎」と診断されることが多いように個人的には思います。


つまりですね、肩関節周囲炎の介入で結果を出すためには、

まずその病態が
1:本当に肩関節周囲炎なのかどうか?
2:それとも別の病態なのかどうか?

この2つを最初に判別する必要があるということです!


そのために必要なステップとして

1:病態の理解
2:問診
3:病態評価
4:機能評価


この手順で介入を進めていきます。


肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎は、「炎症期-拘縮期-回復期」の3つの時期に分類されます。

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