評価の概要
私たち運動指導者は、パーソナルのセッションでは1対1のレッスンでは確実な効果が求められます。
そしてクライアントさんで、仕事や日常生活を優先してまでトレーニングを優先できる人は基本いません、故に常にトップダウンでスピーディーな介入が必要となります。
スピーディーな介入による「圧倒的な効果の実感」がクライアントが指導者に求めるニーズです。
反り腰姿勢のクライアントに対して、同じエクササイズを同じように指導しているはずなのに、「なんで同じ結果が出ないんだろう?」
現場ではこんなことに遭遇していませんか?
それはそこに適切な評価が伴っていないからです。
ピラティスのブームもあってか、インストラクター側の急増に伴い、このサイクルに陥っている指導者が非常に多い印象です。※当施設では指導者も多くご来店されるためあくまでも私の統計(主観)です。
評価が必要な理由は重々に受け止めていることでしょうが、さらに評価の概要を深掘りします。
評価のための評価になっていないか?
最初に言及しておきますが、評価のための評価にならないことは非常に重要な概念です。
評価とは、言い換えれば「粗探し」とも捉えることができます。例えばASLRを行い、色々な問題点が見つかったとしましょう。
ASLRで得られる情報はざっとこんな感じです。
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