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名言から学ぶ

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2021年1月の記事一覧

小さな事柄が人を悩ませるのだ。象が向かって来れば身をかわして逃げられもするが、蝿からは身をかわすことができない。
by ジェイムズ・ジョイス

小さな事柄が人を悩ませるのだ。象が向かって来れば身をかわして逃げられもするが、蝿からは身をかわすことができない。 by ジェイムズ・ジョイス

おはようございます!
ドスコイ中原です。

小さな事柄が人を悩ませるのだ。象が向かって来れば身をかわして逃げられもするが、蝿からは身をかわすことができない。
by ジェイムズ・ジョイス

「些細なこともあるかもしれない。でも、その些細な一歩の積み重ねでしか遠くへは行けない。」のだと勝手に理解しました。「些細な事=大したことないこと』だという思い込みに足をすくわれることもあるのだと思います。また、些

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労働は生きるための手段であって、生きることではない。
by ジェイムズ・ジョイス

労働は生きるための手段であって、生きることではない。 by ジェイムズ・ジョイス

労働は生きるための手段であって、生きることではない。
by ジェイムズ・ジョイス

その言葉を読んで、英国の諺である「食べるために生きるな、生きるために食べよ」が脳裏をかすめました。また、「健康はあくまでも人生の手段であって目的ではない」も浮かびました。市場原理が加速度的にスピードを増しているいま、人は容易に労働を「生活」の“手段”ではなく“目的”とみなすことへ誘われているのではないかと思います。

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概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。
by ジェイムズ・ジョイス

概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。 by ジェイムズ・ジョイス

おはようございます!
ドスコイ中原です。

概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。
by ジェイムズ・ジョイス

「悩みの根本にあるのは、理想と現実のギャップ。そして、パラダイム(視点や見方)の固定化」なのだと勝手に理解しました。悩むことが“悪いこと”とか、単純に“悩みたくない”という思考のままで自身のパラダイム(視点や見方)が固定化してしまっていると、逆に

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『ジャンケン』は確率ではない。勝ちたいと願う『心の力』だ。
by ジェイムズ・ジョイス

『ジャンケン』は確率ではない。勝ちたいと願う『心の力』だ。 by ジェイムズ・ジョイス

おはようございます!
ドスコイ中原です。

今週から、アイルランド生まれの作家で、アメリカ文学に大きな影響を与えたジェイムズ・ジョイス氏が綴った言葉を追っていきたいと思います。

『ジャンケン』は確率ではない。勝ちたいと願う『心の力』だ。
by ジェイムズ・ジョイス

「負けるつもりで勝負はしない。勝負をするからには勝つつもりでやる。」のだと勝手に理解しました。ジャンケンは勝つ確率が1/3ですが、

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天空は動いても、次なる未来を教えはしない。
by カフカ

天空は動いても、次なる未来を教えはしない。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

天空は動いても、次なる未来を教えはしない。
by カフカ

「時間は過ぎ過去になる。その過去に問いかけても、やるべきことの答えは返ってこない」のだと勝手に理解しました。ピーター・ドラッカーは「未来を予測する最良の方法は未来を創ることだ」と言っています。また、ポール・マッカートニーは「今を生きることが全て、未来も過去も(この瞬間)存在しない」という言葉を残

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人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
by カフカ

人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
by カフカ

「世の中は多様性に溢れ、人はそれぞれの価値観を持っている」のだと勝手に理解しました。人間関係において、人から疑われることもあるだろうし、逆に信用されることもある。自分が疑われることや信用されることに一喜一憂せず、相手に吟味させること、さらに自分自身も相手をもっと知ろうとする気持ち

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誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。
by カフカ

誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。
by カフカ

「人は、正しく物事を見ているつもりでも、実は自分にとって損か得かという自分中心のパラダイム(視点や見方)で物事を見ている」のだと改めて理解しました。つまり、私たちは真実を見ているのではなく、真実を見ている気になっているのだと思います。しかし、自分自身のことだけは、他

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人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。
by カフカ

人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。
by カフカ

短気は忍耐力がなかったり、我慢ができないこと。怠惰とはすべきことをなまけて、だらしないこと。そう考えると、「短気は人間関係を損ね、怠惰は自分自身を損ねるもの」だと勝手に理解しました。また、短気の人は、「見聞きしたことに素早くレッテルを貼って、それを固定化

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真実のない生というものはありえない。真実とは多分、生そのものであろう。
by カフカ

真実のない生というものはありえない。真実とは多分、生そのものであろう。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

真実のない生というものはありえない。真実とは多分、生そのものであろう。
by カフカ

「目に映るものが必ずしも真実とは言えない」のだと勝手に理解しました。人は、正しく物事を見ているつもりでも、自分にとって損か得かという自分中心のパラダイム(視点や見方)でしか物事を見ていないため、何が本当で何が偽りなのかを見極めることが難しいです。生きていると様々なこと

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悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず。
by カフカ

悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず。
by カフカ

「悪を知らない善は弱く、そして危うい」のだと勝手に理解しました。陰陽の考え方にも通じるのだと思いますが、善が陽だとしたら悪は陰。悪があって初めて善が成立するし、善として存在できるのだと思います。つまり、極端な話しをするならば善は単独では成立しないのだと。

悪を知っているからこそ、善が行え

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人間のあらゆる過ちは、すべて焦りから来ている。周到さをそうそうに放棄し、もっともらしい事柄をもっともらしく仕立ててみせる。
by カフカ

人間のあらゆる過ちは、すべて焦りから来ている。周到さをそうそうに放棄し、もっともらしい事柄をもっともらしく仕立ててみせる。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

人間のあらゆる過ちは、すべて焦りから来ている。周到さをそうそうに放棄し、もっともらしい事柄をもっともらしく仕立ててみせる。
by カフカ

焦りは最大のトラップという言葉が脳裏に焼き付いていますが、単純に「焦りは禁物、そして準備不足も禁物」なのだと勝手に理解しました。焦りとは意外にも無意識なことが多く、自分では気が付けていないケースが多々あると思います。

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青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
by カフカ

青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
by カフカ

美しい=謙虚と考えました。なので「謙虚な心には、真実が見える。しかし、エゴに満ちた心には、複雑な事象しか見えこない」のだと勝手に理解しました。人は在るがままに物事を見る必要がありますが、歳を重ねると、どうしても見たい

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鳥籠が鳥を探しに出かけていった。by カフカ

鳥籠が鳥を探しに出かけていった。by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

鳥籠が鳥を探しに出かけていった。
by カフカ

「私たちの日常は、気づけば透明な鳥かごに飼われているのに近い」のだと勝手に想像しました。日々、ルールやマナー、そして既成概念に囚われていることが多いと思います。ルールやマナーというものは本来、社会生活をよりよくするためのものであるはずが、いつの間にか自分たちをがんじがらめに縛るものになっているのだと思いま

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神はクルミを与えてくださる。でも、それを割ってはくださらぬ。
by カフカ

神はクルミを与えてくださる。でも、それを割ってはくださらぬ。 by カフカ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

神はクルミを与えてくださる。でも、それを割ってはくださらぬ。
by カフカ

「私たちがこの世に生を受けた時、必ず素晴らしい特技や長所を授かっている」のだと勝手に理解しました。そして、「何を授かったかは自分で見つけなくてはならない」のだとも理解しました。料理やスポーツ、読書、勉学等数え上げればきりがない。でも、何が特技だとしても、最後は自分との戦いになる

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