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[自己肯定感を回復させるまで]自己肯定感が完全になくなった瞬間

こんにちはShohkoです。

早速ですが、私は自己肯定感が低いというか皆無、何ならマイナスの状態にまでなり、生きづらくて毎日苦しくて、何とかしたい!と色々試行錯誤した結果、自信満々ではないけれど自分の存在を認め楽に楽しく生きられるようになりました。

今日はそんな自己肯定感を完全に失ったときのお話を書いていきます。

数年前、私はサロンを開業するために効率よく資金を溜めようと考え、平日の昼間は固定給を得られる事務職をしながら、空いた時間にレンタルサロンを借りてタイマッサージをする計画をしていました。

ちょうどその時、・残業なし ・業務負担軽め ・通勤距離が短い という事務の派遣の仕事が見つかり万々歳☀

当たり前ですが、お給料をいただく以上はしっかり仕事をしなければいけません。まずは平日の仕事に慣れてから徐々に独立開業の準備を始めようと考えていたのですが、派遣先も派遣元の担当もまぁーブラックで。

労務部のサポート事務で契約したはずが、届いた名刺はなぜか秘書。
そして任されたのは、日本に会社をもつある発展途上国出身の詐欺師に社長が騙され、向こうで言いなりに共同設立しちゃった会社の清算処理と振り込んだ数千万を詐欺師から取り戻す作業。

また、最初に社長に言われたのが、これに関わった詐欺師の会社のスタッフの情報が詐欺師にばれたら、現地にいるそのスタッフの一族皆殺しだからくれぐれも気をつけて!

ジェトロの現地在住日本人スタッフにコンタクトを取り確認したところ、
1万円程度から殺人依頼可能で、このケースだと一族皆殺しは普通にあり得るとのこと。

誰もやりたくないから派遣の私に仕事が回ってきたようで(そりゃそうだ)。辞めようか迷ったものの、また一から転職活動するとなると、次の仕事がすぐに見つからなかった場合、貯金どころか生活費が大変になる。

とりあえずやってみるかと始めたものの、当然ながら海外の会社の清算方法なんて全く分からない。そこで部長に相談すると「命に係わることなんてやりたくないし。俺には家族がいるのに何かあったらどうしてくれるワケ?相談して関らせるな!」とキレられてしまい。
さらにはまたもや社長がやらかした数千万単位の重い仕事もこれまた一人で担当することになり、頼れる人もなく辛い毎日。

さすがに無理だとなり、
人命なんて背負えない!数千万なんて責任が持てない!!辞めたい!!!
と派遣会社の担当に連絡したけれど、辞めないようにと毎晩説得する電話やメールがガンガン来るだけで、却って精神的・時間的負担増。

サロンをオープンするために開店資金を稼がないといけない。
でも仕事がきつすぎて他の仕事を探す体力も気力もない。

そうなると我慢して続けるより他ないと思ってしまい、ストレスで逆流性食道炎になり、オエオエしながら何とか毎日出勤していました。

しかしまぁ悪いことって重なるもので。
そんな状態のときに限ってプライベートでもショックな事があり、ついに精神状態はどん底に。

私は生きている価値がないんだ。
私は何もできない、存在するに値するものが何もない。
もう生きていたくない。
でも自殺する気力すらない。
寝たらそのまま死んでいたらいいのに。

もともと自己肯定感は低かったものの、負けず嫌いと知識武装でなんとかやってきていたのが完全に崩れた瞬間でした。

この頃にも友人とは会ってはいたのですが、休みの日に仕事の事なんて話したくもなかったし、相談したとてどうなるもんでもないと思い、誰にも相談せずひたすら平静を装って普通にしていました。

今振り返ると、無様な自分を晒すことや、晒すことで傷つく事が怖かったんだと思います。これ以上人に否定されるなんて受け入れられない、という。

また、いま同じ状況ならさっさと辞めて
派遣先も派遣元も労基に通報→弁護士さんにも相談 と秒で対処ですが、
あの頃は、
自分には価値がないからこんな目に合うんだ。
私には価値がないから全部ちゃんとやらないと生きていてはいけない。。。
と真剣に辛気臭さMAXで思ってたんですよね。

こうなった原因は、結局全て自分の間違った考え方と認識の仕方。

しかし当時は自己肯定感がどん底で「ない、ない、ない。何にもない。」のないない思考回路の蟻地獄ハマってしまっていました。



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