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続かないと分かっているけれど‥多読について

先週、ロシア語の薄い絵本を購入して辞書を頼りに半分読む事が出来ました。絵本は動物の名前やら野菜の名前やらが出てくるので、普段の学習とは異なる難しさがあります。
検定試験内の長文でしたら想定語彙が決まっているので、レベルが達していれば読めますが、ロシア語話者向けの本は、自然物ですので平気で未知の語彙だらけとなり子ども向けのものでも読めずに撤退となる事が多いです。

1993年発行で貴重な物(普通に高かったので)ですので、写真をとりGood noteアプリで書き込みをしてます。

向き不向き

多読は私の性格に合わず、英語でも続ける事ができなかった学習法です。多読の効果はエビデンスが有る事かと思いますし、英語圏の語学愛好家は多読をしない人はいないのでは無いかと思うほど、多読が普及しています。実は多読の効果について私は懐疑的でネガティブな意見を無意識に拾ってしまいます。極端な主張では、未知の語があっても意味を調べず、読み進めるという物がありますが、イメージもリンクさせるなどの作業なしに文字面だけを追うのは記号を恣意的に意味を類推するだけで言語の理解とは言えないのでは無いかと思います。そもそも苦行です。
とは言え、多読の原則は自分の理解できるレベルのものを読むという事らしいので、効果はあるはずですので、多読されている方を全く否定するつもりはないです。むしろ、私も多読に限らず読書習慣が欲しいと思っています。

精読への挑戦

最近、ハリーポッターのロシア語版kindleを購入してしまいました。800円と安かったので。
1ページで知っている単語の数の方が少なく、明らかにレベルが合ってないのですが、辞書を駆使しながら1ページ分の意味を理解しました。単語は未知な物ばかりですが、文構造はシンプルで内容もうっすらと覚えているので、もしかしたら継続できるかも知れません。ワンセンテンス毎にしっかりと理解しないと、記号を眺めているだけの作業になってしまうので、辞書使いますが、1ページ読むのに20分くらいかかってます。。。
グーグル翻訳も手っ取り早いので使うのですが、あまり品詞に敬意を払われてないので、てにをはが通らず意味が取れなくて結局は辞書で引くことになります。


ガリーポーテルと
ロシア語では発音するかと思います。


辞書を引くことは大好きなのですが、時間を要するというジレンマが有りますので、「1日何ページ読む」という目標設定ですと、辞書の引きがあまかったり、時間を意識してしまい結果に繋がらない学習になってしまいそうです。
従って、思い切りハードルを下げて1日2〜3センテンスを調べ上げると言うような位置付けで習慣化できないか試してみようかと思います。そのような学習の為にハリーポッターと言う膨大な量の本が適切なのか、疑問ですが飽きるまでやってみようかと思います。

私が思う外国語学習において効果がある方法は、①口を動かす②理解をしている
の二点のみです。この二つが伴っていればシャドーイングであろうと試験勉強のための語学であろうと毎日続けていけば延びます。精読に飽きたら学習方法を変えてロシア語を続けていけば良いので、読破を目指さずに取り敢えず始めてみました。

品詞の形、用法、和訳など書き込んでます。

※こちらの記事を投稿する前に精読を行ったのですが、とても楽しかったです!単語を調べて、使い方など書き込んで、自分の和訳も書きました。パズルを解き、それぞれのピースの形を吟味するような作業です。言葉に浸れて良かったです!

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