【検疫所指定隔離レポート No.3】日航関空ホテルにて(2021年10月8日-11日)
※日航関空ホテルでの検疫所指定隔離の話の続きです。
※2021年10月11日までの情報です。現在は変更されている面があるかもしれません。
(入所日の様子についてはNo.1、入所翌日の様子と朝食・生活必需品の手配についてはNo.2をお読み下さい)
10月8日深夜の入所(日航関空ホテル)以来、特に大した変化も無く、一日三食が配給されて、11日まで平凡な隔離生活を続けるわけですが、特に気になった点について書いておこうと思います。
ポイント① 日航関空ホテルの事前備え付け設備について
私は単独での入所でしたが、明らかに夫婦向けのダブルベッド2つの部屋でした。(家族での入所についてはどういう配慮がされているのか分かりませんでしたが、恐らく一部屋になると思います)
入所時点で部屋に置かれていた食品は煎茶パック6つほど、ミネラルウォーター6本の2つでした。ですので、自分でスーツケースに入れて海外から直接持ち込んだ品を除くと、一日三食の配給食以外は隔離最終日までこの範囲内で過ごすことになります。
その他、タオルについては浴室に3-4日分がまとめて置かれており、ハンドタオル、バスタオル、入浴時の足拭きタオルの3つが十分以上な枚数がありました。アメニティについては髭剃り3つ、歯ブラシ(歯磨き粉同封)3本、櫛1本が通常のホテル滞在時のように浴室に置かれていました。
入所中の洗濯についてはコインランドリーやランドリーサービスの利用が不可能ですので、入所時の案内にも「浴室での手洗い」と指示がありました。記事No.2でも書いた通り、私は洗濯洗剤を持っていませんでしたので、入所当日に検疫事務局にお願いして、構内のローソンでアタック(粉で小分けの7-8袋入ったやつ)を買い出ししてきてもらいました。その他、生活必需品の買い出しについては記事No.2をご参照下さい。
ポイント② 配給食のバリエーション
食事については入所前、空港での検疫時に質問があり、ビーガンやムスリム(ハラール)など3-4種類ほどの選択肢がありました。私は何でも食べますので、「特に希望無し」を選択しました。
ですので、一日三食の配給食は一般的な食事となるわけですが、一番ボリュームがあるのが「夕食」で、こちらは一般的な幕の内弁当(おかずは日替わり・ご飯付き)が出てきます。
次にボリュームがあるのが「昼食」で、こちらは日によって機内食工場で作られたと思われる、エコノミークラス向け親子丼やチキンパスタがメインディッシュとして出てきました。
特筆すべき点としては、一日三食には必ず新鮮な野菜サラダ(ドレッシング付き)が付いてきます。ある時はオリーブが入っていたり、豆腐だったりで、一般的な日本のコンビニで弁当の付け合わせで買うようなシンプルなサラダよりも明らかに具材の種類は豊富でした。
また、昼食には必ず、フリーズドライの野菜スープが付いてきますので、部屋に備え付けのポットでお湯を沸かしてアッツアツの野菜スープが飲めます。
一日三食は完全な日替わりで、同じものは一度も出てきませんでした。
ポイント③ インターネット環境について
日航関空ホテル備え付けの無料Wifiを利用する事が可能でした。こちらについては割と速度が出ていて、SNSの利用や写真のアップロードについては何の問題もありませんでした。
また、空港から直接、ホテルへ入所するので(詳細は記事No.1参照)、途中で日本のSIMカードを購入する事は出来ませんが、代わりにスマホを日航関空のWifiに接続して、MySOS(スマホアプリ)による経過観察や行動確認に応じる形でした。
入所中、フィンランド在留中にお世話になった方々にお礼がてらTwitterのスペースで会話を試みたのですが、それについては日によって速度が低下し、切断されてしまう事もありました。SkypeやZoomなどのオンライン会議用アプリは試していないので分かりません。
(検疫所指定隔離レポートNo.4に続く)
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