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【検疫所指定隔離レポート No.4(最終)】ありがとう関西空港検疫所・検疫事務局。そして伝説へ…

※日本への本帰国時、10月8日から11日にかけて関西空港検疫所の判断により3日間の指定隔離(於日航関空ホテル)になった時の話です。最後のまとめになります。


※検疫の措置や指示などは2021年10月11日現在のもので、現在は変更になっている可能性があります。


2021年10月12日午前6時、3日間の指定隔離最終日の朝を迎えました。


この日は入国後再度のPCR検査日で、起床してすぐに検体となる唾液の採取をしないといけません。「うがい、歯磨き、食事、水分摂取等は絶対にせず、取りあえず起きたら一番最初に唾液採取をするように」という検疫所からの指示がありました。

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唾液採取用キットは、前日(10月10日)夜に、部屋の前の椅子に置かれていました。ワクチン接種に関するアンケート調査票と唾液採取の手順書、そして漏斗(ろうと)と検査用のプラスチック製試験管(ここに唾液を貯めて提出)が入っていました。

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とりあえず、唾液を漏斗で試験管内に垂らし続けて、規定のラインに達したので、しっかりと試験管の口を締めて、外側のポリ袋に破れが無いか確認しつつ、部屋のドアノブに置かれたプラコップに入れて提出完了。


使用した漏斗については、プラ製包装で包みなおして部屋のゴミ箱へ。


PCR検査の結果が出るのは午後1時から午後5時にかけての事で、結果が「陰性」と判明次第、退所(退去)する事が可能、と検疫事務局から内線で連絡を受けました。


その後、配られた朝食と昼食を食べつつ、結果発表をずっと待っていました。

【指定隔離最終日の朝食と昼食】

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そして午後1時過ぎ、検疫事務局から内線が入り、「結果は陰性」と連絡を受けましたので、ようやく退所となりました。


この3日間、部屋の外を覗く機会は一度も無かったのですが、各部屋前には椅子が置かれ、これは中に隔離者がいる事を示します。また、退所時、廊下にはトロリーが事前に用意されており、私はスーツケースを3つも持っていたため、大変助かりました。

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その後はエレベーターホール前に待機していた検疫事務局の方々にお礼を述べて、そのまま日航関空ホテル2階の渡り廊下から空港へ戻り、取りあえずユーロを日本円へ両替へ。


ここに3日間の検疫所指定隔離生活は終わりを告げました。


再々ながら、ホテル代と食費を公費負担して頂いた日本国政府、現場でお世話になりました関西空港検疫所・検疫事務局・日航関空ホテルの皆様に心より御礼申し上げます。


ありがとうございました。


(完)

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