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同棲と同棲解消に関するトラブル覚え書き

こんにちは、最近知人が同棲の解消に至ったので、それを手伝いに行っていたA面です。解消の仲介を行いました。
今回の記事は、これから同棲をしようと思っている方、同棲を解消しようと思っている方向けの内容になるかと思います。また、こういうトラブルが起こりうるという想定にお使いください。
今回は、同棲を解消したけれども、片方が部屋に残る想定です。

同棲開始からしておいた方が良いこと

お金の出入りを可視化

実際に起きたトラブルとしては「彼氏に貸したお金が戻ってこない」というものでした。具体的な金額を尋ねるも、お互いに把握できていない様子でした。
生活費の負担についても彼氏側の負担が日常的に多く、彼女側は彼女の家族からの食糧の現物支給が多かったそうです。また、嗜好品についても彼氏の口座から引かれる形での購入が継続して何点かあったそうなので、この場合のお金を「返せ」「相殺してくれ」でトラブルが生じました。
何をいくらどちらが負担していたのかを争うことになった場合、通帳やコンビニ払いの控えを持っておくと良かったという後悔をしていました。
解決法としては、生活費を完全に折半する方法です。現物支給ではなく、現金でやり取りするのがいいかと思われます。

荷物の管理

実際に起きたトラブルとしては「私の荷物、バラバラに置いていてわからない」「まだ全部じゃない」というものでした。具体的に尋ねるも、そもそも本当に同棲した家に持ち込んだのかわからない品も含まれていました。同棲する際は、クローゼットや衣装ケースを使って、自分の荷物、相手の荷物を分けるのが大事だということです。しかし共有するものもあるのは事実で、それについては処分をどうするか話し合いをする必要があります。

同棲解消の条件を決めておく

浮気(不貞行為)があった場合は同棲を解消する、生活費を払えないなら同棲を解消するなど、具体的な同棲解消の条件をお互いが理解しておく必要があると思います。実際に起きたトラブルとしては「浮気をしたけど、まだ同棲は続けたい」意見と「浮気されたし、相手との縁を切ってくれないので同棲を解消したい」意見で衝突し、解決には至らなかったためです。

同棲を証明するものの証拠集め

住民票や同居期間がわかるものを用意しておくことで、いざ法律のお世話になるときがあれば、少しは役に立つかもしれません。

共通の家具の引き取り手

同棲が解消される時に誰がどの家具を持っていくかを決めておくと良いでしょう。

同棲解消が決まってからすぐすべきこと

衣類などの荷物の撤去

同棲解消後の荷物をどうするか問題ですが、基本的に所有者が転居先までの宅配料を持ち主自身で払うと決めておいてもいいと思います(なんで着払いで送ってくるのとごねられたので)。できれば持ち主の手で行っていただくのが一番ですが、遠方にいる、都合がつかない時には元パートナーに依頼しなければならないこともあるでしょう。
その際には「何が」「いくつあるか」を明記したリストがあると本当に助かります。
ここで注意、すぐに荷物を捨てると器物破損罪に問われるそう。

お金の精算

共同の積立があったのならば、出資比率に応じて精算していく必要があるでしょう。また、返していないお金があればここで精算するべきです。

連絡先の確保

すぐに連絡先を消したい気持ちはわかりますが、全ての物品金銭のやり取りが終わるまでは連絡先を残しておく方が無難です。共通の知人に伝言板役を押し付けると(内心)とても迷惑がられます

まとめ

同棲解消は、今までの関係のリセットでもあり、新しい生活への門出でもあります。
嫌な思いをしないためにもあらかじめ、「万が一」のことを考えて準備をしておいた方がいいとわかりました。
そして泥沼になりそうな場合にはお互いが出るとこに出て決着をつけるのがいいのでしょうという結論に至りました。
そのためにもお金の出所や物品の管理はしっかりとしておきたいところですね。
同棲を始められる方、それから同棲をやめるにあったってこの記事を読んでくださった方のお役に立つことが出来ればと思います。






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