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年越しライド(皮算用の棚卸し編)

 はぁい、B面だよ。
 年越しライドの記事を書いたのが去年ということがいまだに信じられないよ。今は 2022年 13月 じゃないという事実が悲しいね。
 とりあえず、あの無茶な計画がどうなったかの総まとめをするよ。第 1 弾は機材と概要的なまとめについて。
 ちなみに膝は死にませんでした。

 取らぬ狸はこちら。↓

新規投入機材

 新規投入した機材はいくつかあるよ。まず一つが「岩石兄弟」でおなじみの RockBros のバラクラバ。さすがに頭部ノーガードで真冬の夜を走るだけの度胸はないです。下の記事見て買うの決めました。 
 使ってみた結果としては「後半耳痛いけどなかったらたぶん体調崩してた」って感じです。裏起毛で保温性能はいいけど、呼吸がちょっと苦しくなりやすいのと、口回りがどうしても蒸れるところ、折り畳まれてる耳が痛くなるところはやむなしですね。
 あとは、下の記事にも書いてあったヘルメットのベルト問題はお祈りポイントかも。商品が来たらすぐ確かめてみましょう。

 次にShimano の INFINIUM インサレーテッドグローブ。Y’sでセールになっていたので購入。
 今まで使っていたワークマンで購入したネオプレングローブはやや締め付けられる感覚があったけど、こちらは天下のシマノ。指を伸ばした状態だと微妙に寸詰まり感があるけど、それはブラケットを握るときの自然さを求めた寸法だからだと思う。
 防風・保温性能もしっかり機能していて、蒸れた後に履いてもべちょんべちょんな感じはなし。これはいい買い物をした。

 最後に mont-bell のジオラインシリーズのインナー。これはA面が祖母宅へ行くときにも役立つだろうと思って 2 人分購入。先にA面から感想を聞いておいて、どうやってレイヤリングをするかを決めようという悪い魂胆だね。
 で、A面曰く「めちゃくちゃ暖かい、着たきり雀になる」。実際に着っぱなしで年を越したらしい。となるとウィンドブレーカーなしの冬ジャージとこのインナーで行けるだろう、と踏んだ。実際に本番ではウィンドブレーカーを鞄に放り込んで、このインナーと去年買った冬用ジャージを着て走ることに。
 結果的に暖かさと適度な保湿感がよくて 3 日ほど着たきり雀してしまった。これはいい。それなりの強度で踏んでも、ベンチレーションをあけていればそんなに蒸れたり汗冷えする感覚もない。柔軟剤を使えないので洗濯に気を遣う必要はあるけど、これはお勧めである。


データ (まとめ)

 キューシートに実測値を乗せたものは以下の通りとなる。予定通過時間に対して最大 52 分早く通過しているので、13キロほどのマージンがあった計算になる。まあ、坂道歩いたりハンガーノックで飯食ったりしてたので、程よいマージンだったのかな、と思う。

載せといていうことじゃないけど、見てて面白い?

 休憩は全部で 4 回ほどしている。7‐8 間と19、23、30である。そこで上記のマージンを使っているので結果においては 14 分早着である。まあ、もともと日の出に対しても1時間のマージンを端からとっており、遅れたところで問題はないのだが。

 ちなみに一定速度で計算しておいて、それとどの程度の差か、という話は実は Garmin ならサイクルコンピューターが計算してくれる。バーチャルパートナーという機能があり、そこでは走り始めてからの累積時間で計算してくれる。なので、設定さえしてしまえば勝手に何 Km 前 / 後 にいるということを計算してくれる。
 とか偉そうなことを言ってる割にはこの機能の存在を忘れていたため、走り始めてから「設定しときゃよかったなぁ」とか考えていた。まあ、キューシートとサイコンで走る練習にはなったと思う。

 ちなみにバーチャルパートナー機能、相手側の時速設定はなぜか Edge800 では 200Km/h、Edge830 ではそれ以上まで設定できる。Garminは人間のことを何だと思っているんだろう。

次回予告

かつて、あの重々しき鉄馬に跨った戦士たち。
体温を守る機能の厚い装甲に包まれたサイクリストの、ここは沼地。
無数のランドヌールたちの、ギラつく目に誘われて長距離を走り出す若葉マークの銀輪者。
魂無きサイクリストたちが、ただ己の生存を賭けて爆走する。

次回「サンライズ」。
昇る朝日から、B面に赤い光が突き刺さる。

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