写真を人に教えること。
人に数学を教えるとき、先生は公式を教える。
そして、裏技的に早く解ける方法を教える。
公式があるから答えがある。
でも、写真に正解はない。
すべてが正解で、全てが不正解。
人の数だけ正解も不正解もある。
でも上達するには人に教わることも大事である。
写真を見て、沢山撮って、沢山見せて。
それが上達の近道だと考える。
写真を含む多くの芸術は生まれ持ったセンスや個性に大きく依存する。
それを教えるのは難しい。
でも、センスを伸ばすための材料を提供することはできる。
まだ食べたことのない食材を「美味しいよ」と教えるのは他人だ。
でも、たくさんの写真を見れば見るほどセンスは固定されていく。
固定観念が出来上がってしまう。
初心者の方が良いものを作ってしまう時がある。
人に写真を教えるのは難しい。
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