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鍼灸における鎮痛作用

鎮痛作用

オピオイド受容体とはオピオイド系薬物と特異的に結合し作用を発現するレセプターです。

オピオイド受容体は脳、脊髄、末梢神経に存在し、その全ての部位に作用していると考えられています。

薬剤としてのオピオイドは手術中・後の痛み、外傷、などの[侵害受容性疼痛]
、また、がん疼痛治療法でも中心的な薬剤です。

鍼灸刺激においても体内で作られる内因性オピオイドが関与し、オピオイド受容体を介しての鎮痛作用が発揮されると分かってきています。
(侵襲性の低い鍼灸刺激は大学病院の緩和ケアチーム、ペインクリニックなどの場でも取り入れられています)


*近年、痛みの研究ではペインマトリックスを中心とした脳の機能についての報告が増えています。


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