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[治療室の患者さん用椅子]

〜鍼灸師、自宅開業の当たり前を向上させる㉗〜

[治療室の患者さん用椅子]


最近は必要なくなってきましたが、開業当初は年配の患者さんが多かったです。
中盤は重症の方も多かったです。

なので、立って着替えられない方が少なくありませんでした。

その時のための椅子です。
電動ベッドなら一番下に下げて代用してもいいと思いますが、
次の人のためのベッドメイクができません。

そんな焦らなくても、、、と思われるかもしれませんが、
患者さんが続いている場合結構大切です。

これから患者さんが増えてきた時、
その準備ができているか、いないかは、とても重要です。

施術30分 5000円 でも、 
ベッドメイク、お支払い、予備の時間、インターバル 20分、確保していたら

50分で 5000円だと僕は思ってます。
院内にいる時間全て治療時間、いるだけで変化が起きると思っているからです。

それを続けていると、
自分自身も苦しくなるし、
患者さんも予約枠が少なくなり入りたいのに入れない患者さんも増えます。

時間にいつも余裕があるから、遅れてくる方もでてくるかもしれません。
終わったあと、必要以上にのんびりする方もいるかもしれません。
(初めは、経験ですし、仕方ないですけどね)

また、一番大切なのは、患者さんが多くない時から、
多く来ても大丈夫なシステム、気持ちで動いているかどうかということです。

そうすると、その状態に共鳴し患者さんがやってくる仕組みになってます。

話を戻して、
なので、ここの椅子の役割は、
感じのいい椅子なのと同時に、安全性も求められます。
寄りかかったり、体重をかけたり、補助的な椅子なんです。

あとは、荷物を置く場所が必要だったり。
よくあるステンレスとプラスチックのカゴの医療用のラック、ワゴンとかはやめましょう。

脱衣カゴ ラタンとかが感じがいいです。
サニタリーラックとかいう。

師匠の院では籐のラックを使ってました。
付近には、ティッシュとゴミ箱が置いてありました。
→治療中、治療後はいろいろな物が出るから。
→ゴミ箱もないと、ご自身でそのまま持って帰ってくれる方もいるからです。

また、患者さんが治療途中でアクセサリーを外し受け取って椅子に置く時、
アクセサリーケースがある場合はそれでもいいですが、
置き場の関係でない場合は、ティッシュの上においてあげるのも気持ち良いです。

アクセサリーケースがある場合、懐紙などを適度なサイズに切りアクセサリーケースの底に置いておくのも、衛生的にも見た目的にも良いです。

懐紙って便利ですよ。上品だし。

僕の勝手な印象ですが、
ステンレスやプラスチックは何となく不潔な印象が強いです。
何かが残っているような、そこにあり続けてるような。
消毒などはしやすいんでしょうけど何となく。

反対に、木など、自然な素材は、
そこに何かついても勝手に浄化してくれるような、
付いてても取れやすいような印象を勝手にしています。

[鍼灸 栗原治療院見学・質問会開催お知らせ]

目的:僕が学んできた治療する空間や気づかいについてお伝えします。
質問にお答えします。
院内にある物の情報をシェアします。
自宅開業についてシェアします。

11月16日(木)10:30〜
所要時間:2.5時間くらい
定員:4名くらい
→🈵

12月15日(金)14:00〜
所要時間:2.5時間くらい
定員:4名くらい
→あと2名

料金:8000円
場所:鍼灸 栗原治療院

鍼灸師の方だけでなく、
セラピストの方。
何かを自宅で開業したい方。
ただ何となく参加したい方。

お申し込みは、
DMから参加希望ですとお伝えください。
(facebook、インスタ、もしくは鍼灸栗原治療院公式LINE)

詳細は過去投稿にあります。
 
 
[鍼灸栗原治療院の院内への想い]

・タモリさん、笑福亭鶴瓶さん、加賀まりこさん、ジャズピアニスト山下洋輔さんなど著名人の通う鍼灸院で師匠から教えていただいた治療する場所の作り方。

・サービス業としての気遣いではなく、医業としての気遣いの違い。

・治療する場所、物の力を活かして最大限の治療効果を出す方法。

物、空間を大切にできることは患者さんを大切にすることと同義。

学校では教えてくれない現場の知恵、工夫をシェア。

鍼灸師の資格をちゃんと活かせる人を増やす。
鍼灸師がもっと良い職業と思ってもらえるように。
自宅開業で幸せな人が増えるように。
一人治療院でやれること。

そんな苦労し過ぎなくても知ってさていればいいことがたくさんある。
 
 
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