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SHINKUKAN Podcast#74スペシャルゲスト「Andylit」 Part2

SHINKUKAN Podcast#74はスペシャルゲストにAndylitをお迎えした後半パートのテキストバージョンになります。



おはようございます。音楽プロデューサーそして世界のミュージックアワードを研究しているWELCOMEMANです。この番組は世界の音楽ビジネスニュース世界のミュージックアワードに関連するアーティストや学級紹介しつつも、日本の素晴らしい音楽もお届けしていきます世界と日本の架け橋となる音楽情報発信基地になることを目的としております。今回もスペシャルゲストウィークでございます。
 日本のアーティスト世界発信するためにはまずリスナーの皆さんに日本の素晴らしいアーティストを知ってほしいということでWELCOMEMANの独自の角度で僕自身が知りたいことをズバリ伺っております。
 それではアーティストと楽曲を紹介したいと思います。Andylitで「Midnight Black」どうぞ。


WELCOMEMAN:さあお送りしたのはAndylitで「Midnight Black」でした。今回のスペシャルゲスト・Andylitです。よろしくお願いします。

Andylit:よろしくお願いします。

WELCOMEMAN:早速なんですけれども、前回、いろんなお話を伺いましたが、Andylitくんってほんまにラッパーでもあるし、オーガナイザーでもあるし、クルーをまとめるリーダー的な存在でもあるしっていう意味ではマルチに結構いろいろやりますよね。
 そのうちプロデューサーになっていくんだろうなってなんとなく見えてるんですけど。

Andylit:はい。結構、自分が歌詞一部を考えてあげたりとかもクルーのメンバーじゃなくって、他のラッパーの友達とかにもあったりとかして、やっぱ自分にできることは結構何でもやりたいっていうか。
 それが自分のためじゃなくても、結局誰かの音楽のためだとして自分が参加しなくてクレジットがないとしても、ここをこうした方がいいって言えるような関係値であればもちろん言いたいですし、それでその音楽が世に広まってくれることが結局自分のためにもなるから、聞いてて気持ちいいし。

WELCOMEMAN:今はもうレーベルとして活動はもう実績もあると思いますし、オーガナイザーもしてると思うんですけど、ご自身として、このままキャリア積んでいったら、プロデューサーになりたいとか、音楽ビジネスに関してこう考えてるみたいなそういう部分って何か自分のビジョンの中にあったりするんですか?


Andylit:できる限りでも自分はやっぱり言葉を使って、声を使って人にメッセージを受けたいんで、のどが潰れてもやれる限りはラッパーとしてやっていきたいです。

WELCOMEMAN:やっぱりキャリアとしてはまずラッパーとしてしっかり自分の立ち位置を作るっていうところから?

Andylit:そうですね。でも本当にラッパーだからラップしかしないっていうことはしたくなくて。やっぱりやりたいと思ったときにやりたいことはやると思いますけど。

WELCOMEMAN:なるほど、だから芯も通ってるし、その芯だけに溺れるんじゃなくて、もっと幅も見ながら、芯はぶれないんだけどいろんなことやるやるよねっていう。

Andylit:逃げ道っていう考えで他の選択肢をとってるわけじゃなくて、もう1本この道で行くんだって決めた上で、やりたいと思ってやっぱりその部分はやると思うんです。結局、根本的にやりたいのはラップってあるっていうぐらいですね。

WELCOMEMAN:なるほど。素晴らしいっすね。横浜のシーンめっちゃ楽しみっすね。結構、NEXT GENERATIONってお客さんは入るんですか?

Andylit:そうですね。元々その渋谷でやったきっかけっていうのも横浜でいつもやってるイベントの箱自体にもう人が入りきらなくなったから、ここでレギュラーをやるのもこれ以上はきついみたいなこと、他のところやった方がいいんじゃない大きいとこでってオーナー言われて、それでとりあえずそうなってから1回目は横浜のBridgeでやって、2回目に5月にCLUB HARLEMでやったんです。

WELCOMEMAN:よし行くぞって、意気込みだけじゃなくて、ちゃんとそこに何て言うかな、遊びに来る人たちも伴ってるってことっすね。

Andylit:そうですね、俺らクルーは全員そこの箱はずっとやりたかったんですけど、もうみんな大好きで石川町のCRIBって言うちっちゃい箱なんですけど、あそこ大好きなんですけど、みんな遊びに来てくれるようになり。

WELCOMEMAN:それは嬉しい叫び。でもそれで全国を回って最後はもう1回そこに戻ってくるみたいなことができたら良いっすよね。

Andylit:そうですね。アフターパーティーとかでもうまく使いたいなと思ってますよね。やっぱメインとしてそこでやってしまうと、ちょっとあれなんですけど、メンバーだったり、クルーでのアルバムのリスニングパーティーとかもそこでやろうかなと。

WELCOMEMAN:いいっすね。何かそういう言葉の節々にも出てくるんですけど、すごい優しいっすよね。なんか周りの配慮をして考えながらやる部分もなんか見えますよね。

Andylit:そうっすね。本当1人だけでも、楽しくないので。

WELCOMEMAN:確かになるほどね。パーティーもそういうコンセプトは結構重要視してるから若い子たちがちゃんと出入りするしってことですよね。

Andylit:もう本当にお金がなくてドリンクを買えないんですけどって人がいれば終始飲ませてるし。逆に、たまに2ドリンクとか1000円で2ドリンクとかでも入場料とかあったりとかしてたんで、ほぼ無料っていうか、ドリンク2杯について来るって言う。
 やっぱりその利益を求めて音楽をその当時はやってなくて、もちろん今もお金が欲しいから音楽やってるわけじゃなくて、結局そういうふうに何かみんなで音楽で楽しい時間を共有したいみたいなのが結構あるんで。

WELCOMEMAN:結果としてそれがお金になってたらそれはそれでいいことだけど、まずそこを求めるんじゃなくていいパーティー作るとか、いい曲やろうぜっていうことですよね。

Andylit:本当音楽ってやっぱこれやばくないみたいに友達と話してるときとかすごい楽しいんで、知らない音楽を友達がやっぱおすすめしてもらうこともいっぱいありますし、何かそういう会話をできる場っていうのを設けたいなっていうのはちょっとありまして。

WELCOMEMAN:なるほど。あとはそのTwitterでつぶやいてるやつをちょっとピックアップさせてもらうと、世代間のこともお話されてたと思うんですよ。
 それはクルーの中で感じてることもあるっていうことも、さっきねリハーサルときにおっしゃってましたが、そのHIP HOPのシーンの今の世代間はどういうふうに思っていますか?


Andylit:はい。そうですね。HIP HOPの世代か。やっぱり若い子たちががすごい意欲的に制作してる部分もあって、結構、表に出たり名前が広がることがすごく多いと思うんですけど、もちろん曲がかっこいいからっていうのはあるんですけど前提に。
 なんですけどその分やっぱり若くして売れた分、大変な思いもあるだろうし、今はSNSとかあるんで、本当に何かプライベートがなくなってったりすることも考えて、音楽をやる必要があるのかわからないですけど、そういうのを気にしてるアーティストもやっぱりいますし、休めないとか。

WELCOMEMAN:逆にAndylitくんの世代より上の人たち、例えば1週目に流させてもらってたISH-ONEさんとのコラボもそうですが、どういうふうに見えてるんですか、先輩のラッパーたちを見て。

Andylit:そのTwitterに書いたのはラッパーって限定、HIP POPシーン限定ってわけじゃないんですけど、やっぱりでも俺らの先輩たちでラップやってるような人たちって、結構続けてる人が多いと思うんですよね。
  俺らの先輩がすぐ何か音楽やろうと思ってやってる人が少なくて、もう前からやってる人が続けているイメージがすごいあって、俺らの世代って結構そのスマホとかも高校時代ぐらいからやっと使いだしたっていう世代で中学校まで結構アナログ的な生活だったなって今思えば、もうそのときに感じたのがやっぱりなんかもう、面と面が向かってしか喋れない世界っていうか生活なんで、結構、HIP HOPって音楽がそれがまたポップだったら違うのかもしれないんですけど、HIP HOPって音楽をやってくっていうのをすごいなんか大変だなって外から見てもわかるような時代だったなって思うんですよね。
  やっぱりHIP HOPって何かっていうのはわかんないですけど、HIP HOPって世の中に不満を持った人たちが、不満をぶちまけたりする音楽でもあると思うんでそれの反感を食らう人だっていると思うし、それに共感する人っていると思うし、それが直でしか会えないから、その今だったらツイッターとかで名前を伏せて、そのツイートして相手に言葉を伝えることとかもできると思うんですけど、それをわざわざ伝えに来ることもあるし、その先輩たちの世代は伝えに来なければ、その相手に伝えれないんで。
 ていうのもあるんで、なんか今より本当に誰でもHIP HOPが簡単にやれる時代じゃなかったのかな。

WELCOMEMAN:いや深いですね。なんか僕らの世代だといわゆるアナログファーストでほんまにデジタルが後からくっついてきたって感じなんですよね。
 逆に今のZ世代、10代、20代前半の子っていうのはもうデジタルファーストなんで、逆に言うとAndylit君の世代って真ん中でアナログとデジタルが半分ずつやから、それの世代間を上見てもそう言ってることと、やってることの感覚、肌感で違うし、多分下の子たちもまた違う感覚でやってるっていう意味では、ちょうど真ん中のところにいてるなって今話聞いてて思いました。
 すごいだからパーティーが大事だっていうのはこれアナログの部分だけど、やっぱデジタルリリースでガンガンやってるしみたいな。
 なるほどなってすごいなんか今話聞いてて思いましたね。ちなみに今後、2022年の夏ですけど、今後そのNEXT GENERATION、前回にもいろいろお話を伺ったんですが、Andylitの活動としてこんなことをやっていきたいみたいな、今後の展望みたいなのありますか?

Andylit:そうですね。今までEPだったりとか、シングルをリリースしてきたんですけど、ちゃんとアルバムって作品集はまだ出してないなって思って、それを今、制作中で年内には発表して出せればなぐらいまでは思っているのと、ただその横浜を拠点にしてる俺らのクルー仕事、FEGOD FELLOWZでもやっぱりそのパーティーをやってるだけじゃ、変な話、伝わるとこまで伝わらないから、やっぱり耳を通して、みんなに伝えれるものを届ければいいなと思って、FEGOD FELLOWZでもアルバムを今作っていて、それは今年に出せるかわからないんですけど、それまでにシングルとビデオが出る予定ではあります。

WELCOMEMAN:すごいスピード感でやってますよね。本当にパーティーしながら自分の活動もクルーの活動もそうだし、今の話だけで3つぐらいどんと進んでいる状況ですよね。それぐらい制作スピードを回していくことは、今、自分にとってはすごくストレスがないというか楽しいライフワークが送れているんですか?

Andylit:そうですね。もうむしろ制作にもっと時間使いたいなと思ってるぐらいなのでまだスタジオに入る時間が足りないと思ってますし。

WELCOMEMAN:なるほど。もうどんどんどんどん制作していきたいという意欲がが今も?

Andylit:そうですね。本当に常に何か伝えたいことがあったりとかやっぱあるんで。

WELCOMEMAN:前半で聞いたプロフィールに何もないってことじゃなくて、音とMVをしっかりチェックして、パーティ遊びに来てくれよみたいなことですね。

Andylit:そうですね。

WELCOMEMAN:なるほど。どうもありがとうございます。最後の曲をせっかくなんで紹介していただきたいんですがよろしいでしょうか?

Andylit:聞いてもらえれば本当にわかるんですけど、やっぱり生まれてみんな必死に生きると思うんですけど、どんな形であれ、やっぱその必死っていう字の通り必ず死ぬって思って生きてる人たちって多いと思うんですよね。
 死なないと思って生きてる人たちもいると思いますし、結果がどうなるかなんて自分には今この時代わからないんですけど、でもやっぱり終わりが見えるから頑張れるってことを糧にしてる人たちもいるんでそういう人たちに自分からその道を踏み外さないでって思うような曲にになります。

WELCOMEMAN:素晴らしい最後に楽曲名の方の紹介をしていただきたいんですが、2回にわたってありがとうございました。

Andylit:こちらこそありがとうございました。
 
WELCOMEMAN:また新譜が出たらぜひお越しください。最後曲紹介の方お願いします。

Andylit:Andylit feat.TEITOで「LiMiT」


WELCOMEMAN:さあ、お届けしたのはAndylit feat.TEITOで「LiMiT」でした。
2回にわたりお届けしました。
 前回もお伝えしましたが彼のユーティリティさというかいろんな角度で音楽を捉えてるっていうね、しかもお若い。まだね、世代としては僕よりも全然下の世代なんですけど、非常にしっかりしてるし、敬意、リスペクトもしっかり持ちながら、自分の曲げない部分をしっかり持ってるっていうことで言うとね、今までスペシャルゲストウィークでは、割と僕の先輩というか僕の同世代の方が多かったんですが、Andylitくんはそういう意味では、世代が2つぐらい下になりますが、それでもカルチャーを新しく作っていってくれる、本当に素晴らしいアーティストだなっていうふうに感じております。
 オフトークのところが結構本当に内容が濃かったんで、撮りっぱなしにしてたんでね、その部分を今回は抜粋してお届けしたという形になってます。
 この彼のソロとしての活動もそうですが年内にアルバムを発表する予定で今制作されてるということで、またクルーでもアルバムの配信も考えており、それにあわせてミュージックビデオもアップされるということなので、ぜひ各SNSですね、Andylitで検索すると出てきますのでぜひSNSをチェックしていただければと思います。 
 ということでゲストアーティストウィークでございました。本当に内容も濃く、また9月も10月もこのゲストウィークを続けていきたいと思いますし、今回は東京に行って収録してきましたが、大阪で活動するアーティストもこれからどんどんピックアップして紹介していこうと思っておりますので、ぜひとも引き続きよろしくお願いします。
 またあの僕が個人的に発信している音楽ビジネスニュースとか、世界のアーティストミュージックアワードを受賞しているようなアーティストもピックアップしてます。もう総合的に音楽情報を手に入れるためにはSHINKUKAN Podcastだなということで、皆さんぜひ引き続きよろしくお願いします。

 最後に私、WELCOMEMANは音楽プロデューサーとして様々なプロジェクトに関わっております。
 音楽ストリーミングプラットフォーム・SHINKUKANライブストリーミングや撮影、ライブイベントが行える次世代のクリエイティブスタジオ・STARTRECのプロデュースも行っております。
 また、WELCOMEMANがCEOを務めるブラッシュミュージックでは、新人発掘および育成、音楽や映像コンテンツの制作、イベント制作、ビジネスコンサルなども行っております。
 将来の夢はグラミー賞主要4部門のトロフィーをゲットすることです。 
 そしてこの番組タイトルでもあります「SHINKUKAN」とは、日本の音楽コンテンツを世界へをモットーに掲げたオリジナルコンテンツが見放題の音楽ストリーミングプラットフォームであり、クリエイターやアーティスト向けの活動サポートも行っております。
Spotifyを含めた全世界の音楽配信、ライブストリーミング配信、チケット券売まで様々な活動サポートを用意しております。ぜひ、下記のオフィシャルチャートサイトをチェックしてください。




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