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【新刊紹介】高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル

人事・労務ご担当者必見! より安全な職場環境を!

定年を迎えても継続雇用で勤務される方、あるいは定年後に別会社で再就職・アルバイトされる方など、高齢になられても働かれている人々が大変増加しています。
一方で、高齢者による労働災害はそれ以上のペースで発生しており、厚生労働省も対策に乗り出すなど、社会的課題としても大きな問題となっています。

https://jsite.mhlw.go.jp/okayama-roudoukyoku/content/contents/001386854.pdf

そうした中で、刊行されたのが『高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル』です!

第1章 今、増えている高年齢労働者の労災としての転倒・転落事故の現況
第2章 職場における高年齢労働者転倒・転落事故防止マニュアル
第3章 職場全体で事故防止に取り組む
第4章 データによる分析と今後の課題
第5章 多職種の視点

(目次より)

「労災」「転倒・転落事故」と聞けば、建設業などの危険な現場で男性従業員が巻き込まれるものといったイメージがありました。でも、現在ではまったく異なってきています。
本書で各種データに触れているとおり、「小売・サービス業、中年以降の女性」の事故件数が大変な勢いで増えているのです。“そんなに危ない仕事はさせていないはず”という企業でも、ちょっとした地面の濡れ、ちょっとした運搬業務で事故は起こり得るのです。

研究者・医療者は転倒事故になにを見ているのか?

今回の書籍には、労働安全衛生に関わる研究者、整形外科や労災病院の医療者など、事故を見つめ被災者対応にあたっているみなさまに執筆いただいています。
 「どうして高年齢者ほど転倒しやすくなるのか?」
 「小売業の現場ではどういった原因で転倒事故が起きているのか?」
 「転倒被害にあった方は、事故をどのように捉えているのか?」……
こうした知見・現場の声が豊富に記載され、高年齢者の安全対策はもちろん、より職場を安全にするための予防策が紹介されています!

また、小売業・社会福祉施設・建設業・製造業など、実際の企業において示された高年齢労働者を主眼とした12の好事例も紹介! 自社でも導入したくなる事例が満載です。

ぜひご覧いただき、少しでも転倒・転落による事故の減少につながっていけばいいなと感じております。

◆書籍紹介:
  書 名/高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル
  編 者/武藤芳照先生・萩野 浩先生・三上容司先生・竹下克志先生
  判型等/B5判 2色刷 136頁
  価 格/本体価格4,400円+税 (税込10% 4,840円)
  http://shinkoh-igaku.jp/mokuroku/data/125.html


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