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こんな時こそ、男の美肌!     新見正則

このマガジンのメインテーマは「ポストコロナに向けたパラダイムシフト」です。僕が書きたいものを書くと、僕の趣味に偏ってしまいそうで、新興医学出版社の皆様に、2回に1回はお題を頂くことにしました。そこで登場したお題が「男の美肌」です。

僕は新興医学出版社から32冊の書籍を上梓しました。多くは医師向けの漢方の本ですが、医師向けの漢方の本をこれだけ書いているひとはいないと思います。そのなかには、スピンオフの企画もあります。メディカルヨガ、トライアスロンなどです。最近は「スターのプレゼン」という本も出しました。

この本は、坂﨑先生と千福先生との共著です。僕はこの本の自分のパートがとっても気に入っています。自分らしさが滲み出ているとちょっと自画自賛しています。坂﨑先生と千福先生のパートも素晴らしいです。僕のパートは、実は1日で書き上げたのです。

新型コロナウイルスが世界を席巻する約1年前に、中国を訪れました。昔から世界史好きの僕は、いつかはシルクロードを見に行きたかったのです。そして敦煌近郊にある莫高窟と、西安の兵馬俑を見学する旅にでました。そして敦煌の砂漠に面したホテルで朝4時過ぎから夕方まで一気に書き下ろしたものが、「スターのプレゼン」の原稿です。書き下ろしたあと、タクラマカン砂漠端に位置する敦煌の砂漠の山の上に登り、眼下の三日月湖を見下ろしながら、日没を見たのがついこの前のようです。あの時は、まさか世界で人々の移動が極端に制限される新型コロナウイルス肺炎が登場するなどまったく想像できませんでした。

さて、そんな感じでお世話になっている新興医学出版社で僕の美肌が話題になっているそうです。僕には驚きですよ。だって、なにもお肌の手入れはしていません。

僕は石けんを使いませんよ

敢えて言えば、僕は体を洗いません。トライアスロンで海を泳いで、汗をかいて、泥で汚れたときなどは、固形石けんと手ぬぐいで体を洗います。極めて稀です。液体石けんとナイロンタオルは使いません。せっかくできた垢(皮膚の防御機能)をこすり取りたくないのです。洗顔はします。お風呂で洗う程度です。僕のちょっとした贅沢は朝晩2回の入浴です。朝の入浴で顔を洗います。もちろん石けんは使いません。

そんな石けんを使わないことが美肌に良いかは疑問ですが、特別ローションやクリームといったものもまったく使っていないので、なにが美肌に良いかはわかりません。

漢方も飲みますよ

そうそう、便秘はしないように心がけています。毎朝、大柴胡湯(だいさいことう)(8)を飲みます。大柴胡湯(だいさいことう、ツムラ8番)には大黄が入っているので、快便になるのです。それでも時々便秘のようになります。そんな時は就寝前に桃核承気湯(とうかくじょうきとう、ツムラ61番)を1包内服します。

日常生活では、できる限り規則正しく生活しています。三食しっかり食べて、炭水化物の取り過ぎには注意をして、適度の運動をしています。体を冷やさないことには気を付けます。ビールは時々飲みますが、アイスコーヒーは飲みません。夏でも可能なら温かいお茶を飲んでいます。

逆境にも「今こそチャンス」という精神で

悪いことがあっても、それを好機にしようと前向きに生きています。コロナショックも受けいれようと思っています。時代が変わるように思えるのです。時代が変わるときには自分も変わらないと勿体ないという思いがあります。せっかくのチャンスです。このコロナショックのタイミングで人生の舵を切るのも良い機会なのではと思っています。なにかやりたいと思う今日この頃です。そんな前向きな姿勢が僕の美肌の秘訣かもしれません。

そんな逆境での強さは、母の背中を見て身についたように思えます。貧乏だった幼少期、母は本当に前向きでした。そして明るく振る舞っていました。幸い、高校時代から父親の事業が好転し、不自由のない生活になりました。そして大学で勉強することもできました。今思えば遙か昔です。コロナショックでご苦労している多くの方々、希望を持って頑張りましょう。そして、今こそ大きな舵を切るチャンスかもしれませんよ。

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スターのプレゼン 極意を伝授!

 新見正則(帝京大学医学部外科)
 千福貞博(センプククリニック院長)
 坂﨑弘美(さかざきこどもクリニック院長)

2020年発行 B6変型判 140頁 定価(本体価格3,000円+税)
ISBN  978 4 88002 5964

何を考えて、どんな準備をして、どう実践するのか。そして聴衆にも伝わりやすいスライドの作り方とは? 単に上手な講演・プレゼンをするだけではなく、「聴かせてもらってよかった!」と思われる極意を大人気セミナーの講師が伝授します!

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