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SEOと漢方薬の世界  新見正則

SEO対策ってなんのこと?

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことです。検索エンジンとは、Googleなどのように、検索すると希望の情報のサイトにアクセスできる仕組みのことです。Googleのほかに、Yahoo、Bingなどがあります。YahooはじつはGoogleの検索エンジンを使用しています。GoogleとYahooで全体の9割以上を占めるので、実際はGoogle上での検索結果の上位になることが、ほぼSEOという意味ですね。

広告と、どう違う?

Googleの検索画面にはスポンサーによる広告も表示されます。広告とSEOの違いは、広告には費用が必要ですが、SEOは自分で行う限り無料です。もちろん業者に頼めば有料になりますよ。

広告はやめればすぐに集客効果が落ちますが、SEOは自分や自社の財産になります。つねに検索上位にでれば、ビジネスに超役立ちますからね。

Googleで検索上位にでる方法は?

多くの人や会社はSEOで、自社のホームページをGoogleで広告を利用せずに上位表示させるように努力しています。その作戦がSEO対策です。作戦の最大の問題点で、かつ魅力的なことは、Googleが検索結果を上位から並べる方法(アルゴリズムと言います)の全容は公開していない、ということです。

Googleは「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」という指針は出しています。


Googleのアルゴリズムには年に数回、大規模なアップデート(コアアップデート)があります。そして小さなアップデートは日に何回も行われているようです。その全容は秘密です。

つまり、どんな記事が上位に上がるのかはブラックボックスです。僕にはこのブラックボックスが漢方薬と共通しているように思えてすごく面白いのです。Googleは無限に近いネット上の記事をGoogle独自の目線でランク付けしているのです。

漢方薬もブラックボックス

漢方薬は生薬の足し算で、遙か昔から生薬を使用し漢方薬を創意工夫し、症状や訴えを治してきました。生薬自体にバラツキがあるので、過去はヒントにはなりますが、今を実は反映していません。今の人たちに、今ある漢方薬や生薬が有効であることが大切なのです。

漢方薬は複雑系、生薬の解析は難しい

漢方の学会や集まりや書籍などでも、大きな声で偉そうに(もしかしたら僕を含めて)、語っている人は多数存在します。単一成分がほとんどである西洋薬にはサイエンスが根底にあり論理的でストーリーが語りやすいのです。

ところが漢方薬や生薬は自然界のものなので多成分系で複雑系です。その多成分系の漢方薬や生薬を解析する技術が21世紀なっても未だに追いついていません。

大事なことは実際に患者さんが良くなること

薬効がありそうな漢方薬や生薬は存在し、実際にそれらを使うと確かに治る症状や訴えがあります。そんな事実があるだけです。しかし、その有効だとするストーリーは実は闇の中で、いくら偉そうに声高に叫んでも、実際に目の前の患者さんの症状や訴えが治るかが勝負なのです。

何が正しいか、自分で確かめるしかない

SEOに関する書籍やブログやYouTubeは多数あります。漢方薬の世界も同じように、偉そうに声高に正しそうなことを叫んでいる人は多数存在します。

大切なことは、そんな情報を基に自分で確かめるしかないのです。つまりPDCAサイクルを自分で回して、自分で効果を確かめるしかないのです。

漢方薬の処方のための、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善 (Action)を繰り返すしかないのです。

Googleがコアアップデートを年に数回行うように、実は漢方薬を構成する生薬も今と昔(5年以上前)は異なります。今ある生薬でも栽培場所、栽培年、保管方法などの違いで、製造メーカーにより実は異なるのです。

がんの患者さんに、正しい情報を届けたい

新見正則医院のホームページもSEO対策を僕が自分で行っています。僕の目的は「がんを治す漢方薬や生薬の開発」です。がんで困っている方にがんと漢方薬や生薬の正しい情報を届けたく、日々SEO対策のためにPDCAサイクルを回しています。ご興味ある方は新見正則医院のホームページをご覧下さい。そしてブログを読んで下さい。

SEOも漢方薬も、自分でトライした経験が大事


SEOのブラックボックスが、漢方薬の世界と同じに思えて僕はなんだか楽しいのです。ブラックボックスはブラックボックスとしっかり告げて、自分の経験を述べている人が一番信頼できます。


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