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ポストコロナに向けたパラダイムシフト

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新型コロナウイルス感染拡大の時代、僕たちはどう生きるのか、新見先生がさまざまな視点で切っていきます。漢方はもちろん、医療に関すること、経済に関すること、社会に関すること、医師とし…
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2023年5月の記事一覧

多様性を生きるー映画「最強のふたり」  新見正則

多様性を生きるー映画「最強のふたり」  新見正則

フランス映画「最強のふたり」は僕のお気に入り!映画の主人公ドリスは複雑な家庭の事情で犯罪に手を染めながら育ちます。教養もなく貧困層の移民です。

もう一人の主人公はフィリップという頸椎損傷の富豪の青年です。フィリップは頚椎損傷で頸から下を動かすことができず、また頸から下の感覚もありません。そんな二人が出会い、ストーリーが始まります。

ある日、ドリスは失業保険の継続のため、就職活動を行っているとい

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その認識、甘くない?  新見正則

その認識、甘くない?  新見正則

多少の犠牲は仕方ないのか映画「イミテーションゲーム」では、第2次世界大戦下、イギリスはアラン・チューリングによってドイツ軍の暗号であるエニグマの解読に成功します。

しかし、暗号解読によって得られた情報からドイツ軍の撃退作戦を行えば、エニグマ暗号が解読されたことがドイツ軍に知られることとなり、エニグマ暗号から別の暗号へ変更されてしまいます。

解読できていない体裁を装って(エニグマ解読は徹底的に極

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情報戦は始まっています  新見正則

情報戦は始まっています  新見正則

映画 『イミテーションゲーム』この映画は、アラン・チューリングの半生を描いています。第2次世界大戦中にドイツの暗号であるエニグマの解読をした人物です。

第2次世界大戦後、国際連合が発足し、戦勝国5ヵ国が常任理事国になりました。アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアです。まさかこの国連安全保障理事会で拒否権を持つ常任理事国のひとつが実際に他国を武力で侵略するとは、多くの人が驚きました。

日本

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自分の意見を伝えられる?  新見正則

自分の意見を伝えられる?  新見正則

ホリエモン VS 西浦博先生のTwitterバトルホリエモン(堀江貴文さん)が、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾見茂会長のインタビューを引用して「いつまで言ってんだこいつ」とTwitterで呟き、それに対して京都大学の西浦博先生が「うるせーばか」と反撃しました。
面白いですね。この場外バトル!

それぞれの意見、それぞれの立ち位置尾見先生は「社会を動かす時期には来ているとの考えには賛成」とし

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マスクはノーサンキュー!  新見正則

マスクはノーサンキュー!  新見正則

星野リゾートのTwitterが反響をよびました僕は大歓迎ですよいろいろな意見が出ているようですが、僕は大歓迎ですね。マスクを外せと強制される会社は嫌だという意見もあるそうですが、それなら他の会社で働けばいいのです。星野リゾートにはもう行かないという顧客の意見もあるそうでうが、それなら他のホテルを利用すればいいでしょう。

マスクなしは売りになるそもそも日本では一貫してマスクの着用は法制化されていま

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