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遂に遂に宇宙へ行ってくれた

Virgin Galacticが、Sir. Richard Bransonさん含め4人のクルーが定義上限りなく宇宙に近い高度に到達し、微小重力下で地球を観るという経験して無事地上に戻ってきました!

これがSpaceXや7月20日に予定されているBlue Originと違うのは、ロケットでなくスペースポートと呼ばれるほぼ空港と同じような場所から旅立ち、宇宙を体験した後、パラシュートで降りるのではなく、以前のスペースシャトルのような形で飛行してスペースポートに戻ってくることです(スペースシャトルの帰還シミュレーションゲームを体験した人は分かると思いますがほぼ自由落下していくのをコントロールする感じで飛行するとは違いますよね)

これは最初だから短時間でしょうが、いずれは同じ場所でなく別の場所に降りるようになり、そして1時間半、3時間をかけて体験できるパターンとかでてくるのではないかと思っています。

そして日本では大分県にこのスペースポートが作られるとか。大分からビデオのような経験ができるわけです。そういう場所が世界中に少しずつ増える可能性があります。

20年以上前からこの瞬間を求めてやってきた人たちのことを考えると関係者は感無量だろうと思います。XCOR Aerospaceのような破産した例もあるわけですから。もちろんその時に投資としてお金を出した人たちがここまで時間がたったことでどこまでそれを楽しめるのかわからないですが、実現したことそのものはとても喜びたいし、投資された人たちがまず楽しんでほしいと思います。

ただ、多分ケチをつける人もいるのではないかと思います。YouTubeのコメントでも100kmに達していないとか。動画上で表示された最高度が282k feetでしたのでなんか言われるかなとも思ったのですが(100km ≒ 328k feet)やっぱりいました。でも連邦航空局(FAA)はたしか80km以上を宇宙との境界線として使ってた気がします。定義ではないでしょうけど。

でも実際に空港のような場所からとびたって「微小重力空間のなかで地球を観る宇宙旅行体験」をし、無事にまた港に戻ってくることができたことそのものは素晴らしいことです。

SpaceX、Virgin Galactic、Blue Origin、今あるSpace Stationから、中国のSpace Stationなどなど実際にこれから宇宙に多くの人が行ける時代の現実味が増しました。これから人の目で、人工衛星の目で、宇宙ステーションやホテルとかからのカメラの目で地球を観ることが更に増えると思います。それらが本当に人々にとっていい方向につながっていくことを願うばかりですが、まずは次の7月20日のBlue Originの宇宙旅行の模様を楽しみたいと思います。



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