麻遊に込めた思い
【麻遊】mayu の中に含まれる「遊」の字、 これは「氏族靈の宿る氏族旗を建てて旅する」意味を持っていて、そこから「神とともにある状態」を表していると言われています。遊んでいる状態が、神とともにある状態なんですね。
「麻」は、ご神事で使われる植物の1つで、中でも祓い事に使われますが、このことをとっても麻に宿る精神性の高さが分かりますね。
ここ宮崎では神楽祭りの衣装や被りもの(どっさり)にも、麻が使われます。麻を纏い舞う、それは祓い清めであり、また神とともにある姿でもあるんでしょうね。
麻遊で扱う神祈具が、皆さんの暮らしに祓い清めと、また神とともにある暮らしを感じる機会になるように、私たちはゆっくりと楽しく遊びながらつくってゆきます☀️
◆麻遊のロゴを紹介させてください。
このマークは三つの表現を1つにまとめたものです。
【下部:三日月】 ・箱舟にも三日月にも見える下部は、誰しもが生まれる前に包まれていた胞衣(胎盤)のかたち。
お腹のなかでともに過ごすこの胞衣は、姉兄とも言われます。
麻遊で扱う商品すべてにおいて、現世の皆さまの胞衣でありたいという思いを表しました。
【中央:女性】
・中央にすっくと立つ姿は、母なる女性の姿。
今ではほとんど見られなくなりましたが、頭に籠をのせ運ぶ女性の姿に表れる、大らかさと逞しさを頂きました。
【上部:水神】 ・上部に雲のように螺旋を描いているのは、上鹿川の水神様である像から頂きました。
やさしく少しひょうきんでもある、対なる鹿神さまです。
こんな私たちの 「草木とともに火水(カミ)とともに祈りあるくらし」 皆様にも氣にいって頂けると嬉しいです。
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