勝手に月評 新建築2019年5月号
5月号ではすべてで16題からなっており,前半4題を終えると「地域の建築は設計できるか」という特集記事より,12題の地域の拠点が掲載されています.
塚本由晴氏の特集記事「地域の建築は設計できるか」は,今月号の作品の読み方に大きな指針を与えるものだと感じたので,簡単な要約をします.
本記事で述べられているのは,そもそも今現在でも「地域の建築」という枠組み自体に焦点が定まっていないこと,そのため何かとの対比によって補完的に「地域の建築」を浮かび上がらせる手法が取られていたことが