【お題拝借】大志を抱く(69歳・主婦)
堺市にお住まいの69歳の主婦Oさんから頂いたお題を紹介します。
そこで今回は、Oさんから頂いたお題「夢を抱き故郷を離れ都会に出てきた若者たち」を拝借して、「大志を抱く」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。
【私ならこう考える】
大志といえば、
札幌農学校初代教頭クラーク博士の有名な言葉、
「少年よ、大志を抱け」
を思い浮かべる人が多いと思います。
では「少年よ、大志を抱け」に続く言葉があること、ご存知でしたか?
それは次のとおりです。
「少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める大志であってはならない。
利己心を求める大志であってはならない。
名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。
人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。」
以上です。
クラーク博士は、
「どのような大志を抱くべきなのか」
について
「人間としてあるべき、すべてのものを 求める大志を抱きたまえ」
と訴え掛けています。
私などは「こんな大志を持って、ブレなく生きて行きたいものだ」と
(今更ながらですが)心改まる思いです。
カメの大志
さて次はカメです。カメといえば、「カメとウサギ」の話の有名な歌詞、
「もしもし かめよ かめさんよ」
を思い浮かべる人も多いと思います。
もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちで おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか
では「もしもし かめよ かめさんよ」に続く
2番の歌詞があること、ご存知でしたか?
それは次のとおりです。
(2番)
なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの おやまの ふもとまで
どちらが さきに かけつくか
私はこの2番を知ったときビックリしました。
勝負を仕掛けたのは「ウサギ」ではなく、実は「カメ」だったのです。
カメは確信していたんだと思います。
たとえ歩みがのろくても毎日コツコツコツコツ歩みを継続する者に敵(かな)う者がないことを。
「むこうの おやまの ふもと」とは、
きっとカメが目指す遥かなるGoal(ゴール)なのでしょう。
大志(=目指す遥かなるGoal)を心に秘めたカメ!!
大したもんです。 凄いですよね。
「大志」+「Goalを見据える力」
囲碁のプロ棋士「武宮正樹」九段が
「Goalを見据える力」について次のことを言っています。
「アマチュアの方のほとんどは、碁は、「地が多いほうが勝ち」というゲームだと思われています。ところがこれが大きな勘違いなのです。
碁は「最後に地が多いほうが勝ち」。
この「最後に」が抜け落ちてしまっている点が、致命的なのです。
いくら途中で大きな地をつくっても、同じ盤上に自分の弱い石を一つ二つ抱えていたら、やがては攻められることになり、ヨリが戻って、結局最後には地が少なくなってしまいます。」
囲碁は人生の縮図なのかもしれませんね。
そして「大志」と「Goalを見据える力」は最強の組合せかもしれませんね。
たまには書生っぽく、少年・少女に戻った気持ちで酒を酌み交わしながら
互いの「大志」と 人生100年時代の互いの「遥かなるGoal」について
語り合ってみませんか?
アナタの輝く未来のために!
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