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じぶんが見ている場所以外から、眺めてみよう。

暑さ厳しくなりつつある関東のとある場所で、
収入印紙を購入する窓口に参りました。

窓口には2名のスタッフ。
着席しているスタッフに注文を告げ、会計を済ませた私は、窓口のカウンターに設置してある水を含ませたスポンジを使い、3枚の収入印紙を貼らせてもらいました。

かかった時間は1分弱。
「ありがとうございました!」と一声かけて目にしたものは、
姿勢正しくカバー掛けされた文庫本を両手で持ち、読書を楽しでいる会計してくださったスタッフの方でした。


おー!なんてグローバルな!!
と、感想を持った私は経営者としては相応しくないのかもしれませんが・・・
これまで10数か国ほどの訪問ではあるものの、日本と海外での働きかたの違いは興味深く、今回のケースも「THE ニッポン」というよりは、「グローバル!」な印象を受けました。

小売りの現場で人材育成をお手伝いしていると、お客様からの親身すぎるご指摘やクレームを聞くことがあり、そのたびに日本独特の慣習に従わないといけないことに、私はやや疑問を持つことがあります。
(研修では更に激しめの反論を唱えていますが、それはオーダーしてくださった企業の方限定の秘密のはなし・・・ということで)

私の概念を超えてくださったみなさま
①スーパーでレジを担当する方は着席している(基本ベルトコンベアのように、客側がレールに乗せたものが目の前に来るまでは待つ)

②空港の税金還付をしてくださる窓口(5か所前後)の皆さま、ほぼテーブルの上にスマホを置き、動画を眺めながら片方に設置されたPCで計算して、税金還付(現金)

ところ変われば
というのはもちろんですが、どのような角度からモノゴトを見るか。
これしか方法がない!
これ以外はあり得ない!!
とは思わずに、
じぶんが見ている場所以外から、眺めてみよう。

と時折、私の概念を壊してくださる方に会うと、気付きをもらえてワクワクします。

とはいえ、私自身も「こうしなければ」「こうあらねば」と固定概念の中にいることも事実。
人にも物にも事象にも、もっと寛容にありたい。という一週間の振り返り📝

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