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LiSAさん「往け」で、まだ知らない私を見たい

こんにちは。桜小路いをりです。

今回は、私の「エンジンをかける曲」である、LiSAさんの「往け」について綴っていきたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

LiSA 『往け』 -MUSiC CLiP- (『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』主題歌) - YouTube

「往け」は、YOASOBIのAyaseさんが曲を提供し、LiSAさんが歌詞をつけた、「劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」の主題歌です。

「往け」の「往」という字は、「出かけていく」という意味の他に「時間が過ぎ去る」「これから先」などの意味もあります。個人的には、「一度踏み出したら後に引かない」というニュアンスがあると思っています。

幾度となく”正しさ”は
その形を変えるけど
この胸のときめきだけ
信じているわ

この歌詞を聴いて、私自身の行動の根源を、さらりと言葉にしてくれている、「私の信条そのものだ」と思いました。

私は、いつも、周りに流されないよう、自分が「こうしたい」「こんなふうにすれば、もっと素敵になる」という、直感めいた「ときめき」に従って行動するようにしています。

でも、どうしても周りの目が気になってしまったり。私がしていることは「正しいのか」と不安になったり。

それを、「そのままでいい」と肯定してくれている気がしました。
こんなに運命的な出会いってあるんだ、と胸がいっぱいになったことを覚えています。

また、この部分のAyaseさんのコーラスも見所です。
じっと耳を澄ませると、まるでエコーのようなさりげなさでコーラスが入っています。
LiSAさんのエネルギッシュな声とAyaseさんの優しい声が、綺麗に絡み合っている大好きな部分です。

昔から弱虫のくせに
気づかないふりをしてきたね
「ツラくない」
”大事”だって守りながら
いつも「大丈夫」って笑いながら
変わりたいと泣いていた

「往け」より

「ごめんね」って
やっと聞こえない残響になった
時を追い越して
もう、そこにはいないの私
「置いて往け!」
そうね
思い出に浸ることもない程
今に夢中

「往け」より

私は、人間関係であったり病気であったり、この短い人生の中で、かなり色々なことがありました。
2021年なんて、せっかく目標が見えてきたはずなのに、何度「もういいかな」と思ったか知れません。
それでも、すぐに「いや、ダメだ」と思ったのは、私の、これまでの努力と書いた文章を照らしてくれた方々のお陰でした。そして、その灯りを背負った責任でした。その貴重な経験は、これからも命綱に、毛布になるだろうと思います。

「思い出に浸ることもない程 今に夢中」になったのは2021年が初めてで、「変わりたいと泣いていた」ことを過去にしたのも2021年。

この歌詞に、何度「エンジンをかけてもらった」か分かりません。
あまりにも自分の経験にぴったり過ぎて、本当に大事なとき以外、なかなか聴く勇気が出ないほどでした。

「わたしよ 行け!」って
もう、誰も追いつけない場所まで
加速していけ
運命なんて気にしてる暇ないんだって
「いま、わたしの今!」って
そう、あの日の涙からの未来
辿り着いたわ
嗚呼、まだみてみたいの
嗚呼、キミト アスヘ
世界は万華鏡

2022年のスローガンはこの歌詞にしたい、と思っています。
「運命なんて気にしてる暇ない」という言葉は、他のどんな激励の言葉よりも、私の背中を力強く押してくれます。

そして、「世界は万華鏡」という言葉ですが、これも非常に色々な意味で捉えられると考えています。

万華鏡は、二度と同じ柄が出ないから、「どんなに辛いことも、苦しいことも二度とは起こらない。どんな状況であったとしても、『今』は繰り返すことがない」。

あるいは、万華鏡は、少しくるっと回すだけで見えるものががらりと変わるから、「少し踏み出すだけで、少しの行動だけで、世界は全く変わって見える」。

ぱっと見にはただの筒なのに、中には幻想的な模様が広がっているから、「たとえ、世界が寂しく苦しい場所に見えても、案外美しいところや『捨てたものじゃない』と思える部分がある」。

弱いところも、不器用なところも、欠点は色々あるけれど、それでも、「自分の想いや信念に真っ直ぐ進んで往く」「過去を振り返らず、今を大切にする」ことを、この歌は教えてくれます。

乱気流さえ追い越して
まだ知らない私を見たい

「往け」より

周りの人は知っているけれど、自分では知らない自分の一面。
周りの人も自分も知らない、自分の一面。
それらを知るには、とにかく色んなものを吸収して、色んなものに挑戦しなければならない、と私は思っています。

何かに挑戦したいとき。
強く背中を押してほしいとき。
「さあ、頑張って!」と送り出してほしいとき。
「往け」をかける再生ボタンが、私の「エンジンをかける」ボタンです。

以上、「私のエンジンをかける曲」である、「往け」についてご紹介しました。

みなさんは、「運命かも」と思った音楽との出会いはありますか?
初めて聴いたときはそう思わなくても「いま思い返せば、あれは運命だったかも」という曲も、あるかもしれません。

この記事が、みなさんがそんなことを考えるきっかけとなれば幸いです。


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桜小路いをり
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。