team SixTONESと、「推し活」と「ご縁」のこと。
こんにちは。桜小路いをりです。
この前、こちらのインタビューを読みました。
SixTONESのレーベル側のスタッフさんである、通称「青ソニ」さんのインタビューです。
青ソニさんは、ラジオなどでメンバーの口からよく名前が出てくる、いわばファンの間では有名(だと、少なくとも私は思っています)なスタッフの方。
もともと、こちらの「スタッフが語るヤバイ曲」シリーズは、YOASOBIスタッフの山本さんの記事を読んだこともあり、青ソニさんの記事が出る前から存じ上げていました。
この青ソニさんのインタビューが、それはもう、言葉にならないくらい感動で、さらに、「推し活」を見つめ直すきっかけにもなるような記事でした。未読の方、ぜひ読んでみてください。
「宣伝もエンターテインメント」と言い切る青ソニさんとSixTONES
SixTONESの宣伝は、エンターテインメント業界でもかなり異色だと日々感じています。
青ソニさんが裏側と共に語っていらっしゃるので詳細は省きますが、毎回本当に楽しい。
やられた! そういうことか! と思うこともあるけれど、そんなところも含めて面白くて、私は過去のどの企画もすごく好きです。
ゲリラ的な新曲の解禁の仕方や、ホームページなどのメディアを上手く使った情報解禁。
そのどれもにライブ感があって、遊び心が詰まっていて。
メンバーとレーベルさんが一丸となって自分たちの音楽を広めようとしていることが、いつも伝わってきます。
タイアップ決定。
新曲リリース決定。
そんな「情報」以上の、楽しさと熱量を伝えてくれるのが、青ソニさんの、SixTONESの「宣伝」であり「エンターテインメント」ではないでしょうか。
曲を聴けば、その曲にまつわる自分の思い出や感情と共に、「この曲の解禁の仕方、すごかったよな」とか、「このアルバムはこんなキャッチコピーだっけ」というディテールまでよみがえってくる。
それって、すごく素敵なことだと思うんです。
「人が見える」という感じでしょうか。
SixTONESのメンバー6人の向こう側にいるスタッフさんの姿が、うっすら見えるような気がして。
色んな人の頑張りがあって、この曲が手元にあるんだ、と感じられて。
私は、そんなところも含めて、「SixTONES」という大きな輪が大好きです。
「出会い」も「好き」も「ご縁」だと思うこと。
私が青ソニさんのインタビューを読んで感じたこと。
たくさんあるけれど、その中でもいちばん大きいのは、「全部を知っている必要はない」「全てを追いかけることを第一課題にしなくていい」ということでした。
あくまで私の感じ方なので、それをご了承のうえ、お読みください。
アニメのオープニングで、アーティスト名を伏せて突如流された「NAVIGATOR」も、深夜のゲリラインスタライブで情報解禁された「ABARERO」も、「見逃した……」という方がいらっしゃると思います。
あるいは、「そのときは、まだSixTONESを知らなかった」という方も。
ゲリラ的に、突然行われる情報解禁は、聞き逃してしまう方も多い。
中には、そのとき聞き逃したら聴けないものもある。
これは、逃した情報解禁の瞬間だけでなく、Jr.時代のパフォーマンスやトークなど、自分がSixTONESを知る前のアレコレについても、同じことが言えると思います。
それは、確かに、少し悔しいです。
私自身、「ABARERO」のリリース決定のときのゲリラインライは、その時間帯はまだ起きていたのに見逃してしまったので、「確認すればよかったな……」と思いました。
もっと言えば、私はJr.時代の「JAPONICA STYLE」辺りで、SixTONESを知りました。
できることなら、もっと早く知っていたかったな、と。
欲張りにも、そう思っていたことがあります。
でも、あれもこれも「ご縁」だったんじゃないかな、と、今は考えています。
私は、「ご縁」って、その人に必要なタイミングで、必要な分、繋がっていくものだと思うんです。
だから、私にとっては、あのタイミングでSixTONESに出会えたことが「最良」だったんじゃないかな、と。
それより早くても遅くても、きっと私は、こんなにSixTONESを好きになれなかった、と。
これは、誰にでも当てはまる考え方ではないとは思います。
でも、少なくとも私は、そう考えることで、過去ではなく「今」を追いかけられるようになりました。
(ちょっと話が逸れてしまいましたが、)青ソニさんが、SixTONESが画策する突然の情報解禁も、そんなふうに「タイミング」だと思うんです。そして、「ご縁」だと思うんです。
見られなくても、別にそれは「あなたのSixTONESへの想いが弱かったからではない」んです。
ただ、ほんのちょっとだけ、「タイミングが合わなかった」だけ。
情報を追いかけていることだけが「好き」の証明ではないし、情報解禁の瞬間に立ち会えなかったことに対して、必要以上に悔やんだり悩んだりする必要はない。
そして、後悔よりも、目の前に広げられた素敵な情報たちに感動するほうに、気持ちを向けたいと思います。
だって、情報解禁されたあと、しばらく「わー! CDでるよー!」って盛り上がる時間は、すっごく素敵なお祝いのタイミングだから。
もちろん、情報解禁の仕方は、他に類を見ないSixTONESの「エンターテインメント」です。
でもそれは、あくまでSixTONESの「エンターテインメント」の幕開け、いわば鬨の声を上げるときの合図のようなものなのだと思います。
樹さんも、そんなふうにおっしゃっていました。
「ラフ」って、「カジュアル」という意味でも使うし、同じような音で「laugh(=笑う)」という意味にもなり得ると思います。
せっかくなら、推し活は笑って楽しみたい。
それが推しの作品なら、なおさら笑って受け取りたい。
私は、そう思います。
これだからteam SixTONESはやめられない
青ソニさんのインタビューの感想から、ずいぶん話題が飛んでしまいました。
しかも、気づいたら2500文字も書いてしまっています。
この記事で、私が何が言いたかったか、といいますと(!)
まず、「もっと早くに知ってたらな……」と思うのも、「情報解禁の瞬間に立ち会いたかったな……」と思うのも、「SixTONESが好きだから」だということです。
好きじゃなかったら、そんなに悩まないし、そんなに後悔もしないから。
だから、もし、そう思ってしまったときは、私は心の中でこう唱えるようにしています。
「ああ、私はこんなふうに思っちゃうくらいSixTONESが好きなんだな。まったく、これだからteam SixTONESはやめられない……!」
「好き」の気持ちって、たぶん、すごく大きくて温かくて素敵なものだから。
誰が何と言おうと、誇りをもっていたいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
青ソニさんのインタビュー、SixTONESのこれまでのこと、これからのこと、推し活そのもののこと……色んなことを考えさせられる記事だったので、まだ読んでいないという方はぜひ。
ついでに、私の大好きな「Chillin’ with you」のPLAYLISTのパフォーマンスも貼っておきます。
この曲で歌われているチルタイムのように、推し活って、騒がしい現実から少し離れて、自分自身に戻れる時間なんじゃないかな。
そんなことも、忘れずにいたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。