アイディアを仕入れる話

先日投稿した下記の記事で、
ざっくり深夜にイラストに関係するという投稿をしました。

・この状態でアイディアってどうやって出してるの？
・4時間の間になんでもかんでもやってて何もできなくない？

と感じた方もいるかと思います。

本職の都合上、アプリゲームから様々な
アイディアを仕入れることが多いですが、
それだと私の場合情報漏洩のリスクを負う可能性があります。
※もちろん侵さないよう日々気を付けています

リリース前の企画を見て
「うわ～～～！！これやりたい！すごい！自分も描きたい！」
とワクワクするのは毎日ですが、
私は気移りがしやすいくせにハマるとクドい性格なので
それが世の中に公開される時には、
別のものに興味がうつっている事が多いです。
鉄は熱いうちに打て…とはよく言ったものです…。

そんな私が、仕事以外でどのように
アイディアを仕入れているのか、という話を少しだけしたいと思います。

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■おススメ術！アイディアはプロからパクれ！

パクれなんて物騒！！！！！！！！！！！！！
おいおいおい、さっき情報漏洩の話しましたよね？何言ってるの？
いやいや、ちょっと待ってください。
ここで言いたいのプロは、デザインのプロの事です。
イラストじゃないの？と思うかもしれませんが、
デザインであってます。
具体的にどこから？というと
スーパーやコンビニに行って、プロからパクろう！

パクる、というと聞こえはとても悪いですが
みなさん「ベタだなぁ」という言葉をよく使いませんか？
ベタは英語の”better”に由来に由来すると言われてます。
ベタだなぁ、と思うという事は「既視感」があるという事。
つまりなじみ深い（良い）という事。
いいものというのは、一定のなじみ深さ、
キムチは辛いから上手いんだよと思われるような
良さが必ずあります。
これがベタです。つまり定番なのです。
パクりだと思ったそれは消費者が求めているものが多いんです。

■つまり具体的には？

季節のドリンクのパッケージを見よう！

上記を前提として、私のおすすめは
もっと気軽に、アイディアの仕入れを
日常生活に取り入れること。
平日のスケジュールの中に買い物の時間を
確保している理由がアイディアの仕入れに
使っているという点も大きいです。

季節のドリンクは入れ替わりがとても激しいです。
定番商品もパッケージのリニューアルなど
かなりの頻度で行われています。
そのパッケージを見て、かわいい！好き！売れてる！
と思ったものは積極的に写真なりメモなり残しています。

これはほろよい白いサワーのデザインが
新しくなった時のメモです。
※人に見せる目的ではなかった＆
走り書きなので字が汚いのは許してください…

アイディアメモの一例

こんな感じで、パッケージから連想するものを
書き出して行き、絵にしたいと思った要素を3点ほどに絞ります。
どれに絞ったのか、決まっているのですが
イラストのラフがお見せできるまでになっていないので
そちらはイラストが完成したら
構想から完成まで、みたいな記事で
紹介できたらと思っています。

カラーリングのバランスは、パッケージを参考に
メインカラーとサブカラーを決めます。

色合いって？デザインって？色相？
カラーコーディネーターの資格とらないとわからない？
色についてたくさん勉強しないと、いい色合いってできない？

そんなことありません。
日常にあふれているプロから学べます。
創作活動において、マスターコピーの重要性は
どこでも話を聞くかと思います。
まるっとマスターコピーをするのは時間がなくて…とか
疲れてるから…という方は
是非、色合いだけでも取り入れてみましょう。
売れているもの＝なじみのあるもの
なので、ここからガッツリ参考にしましょう。

ほろよいの色合いは白６：青３：赤１くらいの配色なので
イラストの設計もこの割合で完成させたいな～と
ぼんやり描いています。
ほろよいのパッケージの白が白背景にも
感じられるので、白背景＞青いシルエット＞さし色の赤
という設計も魅力的にできるのではないか、
など色々構想することができます。

100均を見よう

100均はお店に入る真正面に、必ず季節コーナーがあります。
これもかなりの高回転で商品が変わります。
この時に目についた商品を3点ほど覚えてメモしましょう。
写真を撮って後日振り返り3点に絞るのもいいかと思います。
※撮影ルールが厳しい店舗もあるので、お店のルールに従ってください

そして、写真を遠目に見て「これは〇色！」と
直感で受け取った色をメインカラーとして
同じように連想ゲームをしてみてください。
時々流行る、目についた3つの単語があなたに必要な事
みたいな心理テストみたいに
そうして直感で受け取ったものが、
・自分が描きたいもの
・一番インプットされているもの
です。
そこに、好きなものを付け加えてください。
たくさんじゃなくていいです。
1つか2つでいいです。
すでに写真をみて、商品を見て見つけたものの中に
好きが含まれているので絶対に大丈夫です。
大事なのは欲張り過ぎない事です。
そして、書き始める時に
商品名が具体的なので資料も探しやすいはずです。
手元に参考があった方がいい！という場合は
100均の商品なので買うこともできます。コスパも最強です！

■おわりに

アイディアが浮かばない！日常生活や本職で精一杯！
という方がいたら、
是非息抜きで立ち寄ったコンビニなどで
商品のパッケージを参考にしてみてください。

それでは、また次回。