課題本の変更
また増えてきた
先週あたりから何となく兆しが見えてきたなと思っていたコロナ陽性患者。1週間であっという間に増えています。落ち着いていた時期は短かったです。そして今回は勢いが今までとは違います。さてどうなるのでしょう。今回もなんらかの行動制限を行うのでしょうか…そして4回目の接種が本格化し始めました。また、連日休日をつぶしての接種になります。これまではかなり頑張ってきたのですが、なかなかその気合も続かなくなってきました。でもここが正念場と思ってなんとか乗り切りたいと思っています。
そんなわけで連日忙しい毎日となってしまいました。いろいろたまっていた原稿などもあってなかなか自分の活動ができずじまいです。ショートストーリーを読む会、通称「僕らの現国」も、もろもろ準備しようと思っていたのですが結局できないまま時間のみがただ過ぎていきました。でも、なんとか次の会もひらきたいと思い日程のみを設定…といったところで、ちょっと思うところがあって急遽、課題図書を変えることにいたしました。
次回の課題図書はこちら!
ディア・ドクター
といえば言わずと知れた西川美和さんの2009年の名作。
第83回 キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン第1位
第33回 日本アカデミー賞 優秀作品賞
はじめ数々の賞を独占。
いい映画です。
小説 ディア・ドクター
今回取り上げる作品は、この映画を構想する中でアイデアを着想しできあがったアナザーストーリーの短編集、「きのうの神様」の中の一編です。原作、ではないのです。
今回よくみたら、「きのうの神さま」、文春文庫とポプラ文庫の両方にあるんですね。値段もちょっと違う。どういうことなんだろう。
ともあれ、僕の手元にあるのはポプラ文庫のほうです。
西川美和さんは「永い言い訳」と、この「きのうの神様」の両方で直木賞候補になったほどの小説書きでもあります。ここに収められているディア・ドクターは、医者ものではありますが、映画のストーリーとはまったく関係のない一編。
いろんな読み方ができます。そして西川さんの作品に共通する、どことなくダメな人たちが織りなす、静かで切ない余韻が読後に残る素敵な一篇です。どんな感想になるのか今から楽しみです。
堀江さんの作品はその次にまた、じんわり味わいながら読みたいと思います。さて、読書会は今度の土曜日。ワクチン接種があるので、ちょっと遅めの時間に始めます。できるかな。というより土曜日までには東京の陽性者は1万超すんじゃないかな。
ということで、最近よく聞いているAimer with Vaundy の地球儀(いまさら…)。 岡村靖幸の香りをそこはかとなく感じるのはオジサンのわたしだけでしょうか。
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