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音楽の行方

どの業界を覗いてみても、
「数」の論理に振り回されている。
僕のいる音楽業界などは最たる例で、音楽をリリースするのにもまず、どれくらい SNSの数字を持っているのかを問われる。
こんなクソみたいな時代に芸術を志して他者の評価に惑わされず自分だけの表現を貫く、これはもう奇跡に近い。
デジタル変換できるすべての表現は
受け手の注意をどれだけ惹きつけるか?
が指標であって、「何を表現したいのか」が一番に来ることはめずらしい。
ともあれここでぐちってばかりいても仕方がないので、
自分にしか出来ないことをやるしかない。
そんなこんなで、10年ぶりに SHINICHI OSAWA としての曲を作り始めた。

こんな時代なのでアルバムでリリースするかはまだ決めてないけど、
少なくとも頭の中、HDの中のスケッチを足すと7~8曲には成る。
ここでは「やりたいからやる、やりたいことをやる」
結果どれくらい多くの耳に届くのかは運命次第なのだけど、単純に良いと
思ったらできる限り他者に伝えてほしい。
これが芸術が伝達してゆく唯一で最良の道なのだと今でも信じている。

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