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Dr.齋のストレスを力にかえる!④~薬に頼らない身体のつくり方~No.4

コツ④「胸を広げて、脳をクリアリング」

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さまざまな不調やストレスの原因、
それは、次の3つ! 

①筋肉や神経に「蓄積」した「感情」や「記憶」
②「身体感覚」の「低下」
③防御反応の「収縮」や「慢性炎症」による「酸素不足」

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今回のテーマは、

なんだか頭がモヤモヤする!
気持ちをスッキリさせたい!
グルグル思考をクールダウンしたい!

そんな時にオススメの記事です!

脳がスッキリしない!
モヤモヤ、クヨクヨ、グルグル!

それには、理由があります。

脳の大切な働きの一つは、私たちを、
危険から守る事ですが、
基本的には「過剰防衛」です。

冒頭に挙げた「不調やストレスの原因」の③がこれにあたります。

私たちが危険を感じると、防御反応の「収縮」が起こります。

心(思考や感情)や身体が、反射的に「収縮」する事で守ろうとします。

プレッシャーに対して、
「手に汗握る」「萎縮する」などの表現がありますが、
収縮の反応は、意図しなくても自然に起きるのです。

しかし、ここに問題が生じます。

何万年も私たちを守ってきた脳ですので、
防御機能は超強力かつ敏感です。

それ故に、誤作動がしばしば起こります。

一瞬でも、ギュッと収縮すると、また元の状態に戻るのに、何倍、何十倍、何百倍、それ以上の時間がかかるのも誤作動の1つです。

また、元の状態に戻ったようでも、次には、問題のないレベルの軽い刺激でも、収縮が起こりやすくなるのも誤作動です。

例えるなら、料理に失敗して、一度鍋を焦がしただけで、

次からは、料理をするだけでも、火災報知器が家中に鳴り響くようなものです。

一度スイッチが入ると、簡単にはOFFになってくれません。

では、どうすれば、
この防御反応から解放されるのでしょうか?

今回、お伝えする方法は、
長年に渡り、研究実践してきた中でも、
誰でもが取り入れられる、私のオススメ方法です。

それは、
心地よさを感じながら、
上半身を脱力して、
「胸を開く」ことです。

胸を開けば、呼吸が自然と深くなります。
心臓の拍動が自然と安定します。

脳にダイレクトに、

心地よいよ!
安全だよ!
安心できるよ!
防御しなくて大丈夫!

というメッセージを送ることが出来るのです。

「胸襟を開く」

という言葉がありますが、

「隠し立てをしないで、心の中に思っていることをすっかり話す。心の中をうちあける。」

という意味です。

いいかえれば「無防備」になることです。

「無防備」になりながら、「過剰防衛」することは出来ません。

「無防備」になるほど、脳のスイッチが自然とOFFになるのです。

心地よさを感じながら、

上半身を脱力して「胸を開く」

道具も、場所も必要なく、いつでもどこでも出来ますので、
節電するように、毎日こまめに、脳のスイッチをOFFにしていきましょう!

もし、脳がスッキリしているように感じていても、

「肩に力が入っている」
「胸が狭くなっている」

と気づいたら、脳のスイッチがONになっているサイン!

心地よく、脱力して、胸を開いて、脳のスイッチをOFFにする!
をクセにしていきましょう!

それでは、また!

2023/07/27 

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