新人二人に、ちょっと訊いてみた。
今シーズン、二人の新人選手が仲間に加わりました。HO 藤村琉士とFL 松本健留です。昨年に続きコロナ禍の中、最後のトップリーグシーズン終盤に差し掛かる中での4月入社。苦しみながら戦いを挑んでいた最中のチームに加わり、今まで何を感じ、何を自らに課したか、自主トレの合間に少し話を訊いてみました。
HO 藤村琉士に、訊いてみた。
入社した4月はまだシーズン中でしたが、研修をやりながら空いている時間に練習をやらせてもらっていたという感じです。その中で通用する部分と通用しない部分とがありました。そこで感じたことを来シーズンに生かして頑張りたいと思います。
今シーズンのチームの戦いぶりをそばで見ていて、やりたいことができてなかったと感じました。パンチ力が無かったり、いろいろな課題があったと思います。やっぱり勝ちたいので…まず勝たないといけないので、修正して、しっかり勝てるようなチームにすることと、そこに自分も入っていけるように頑張ります。
大学ラグビーとの差は、一個一個の細かいスキルが徹底されていたることや、スピードだったり、戦術一個一個だったり。それにラインアウトのスキルだったりは、すごく高いものがあるなと感じました。
今はフィットネスがまだまだ足りないので、この自主トレ期間中にしっかり走れるような体力をまずつけることをメインでやっています。
自分の持ち味である体の強さだったり、スクラムの強さをしっかりアピールして、ファンの皆様に勇気とか元気を与えられるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
FL 松本健留に、訊いてみた。
大学4年の時に膝の怪我を治すための手術をしまして、それから4ヶ月経ったぐらいの状態で、まだリハビリ中です。復帰は予定では8月から9月ぐらいになりそうです。
シーズン中はリハビリをやっていたので、まだグラウンドでのチーム練習に入れていません。ですから戦略的な部分に関してはあまり良くわかっていないのですが、外から見ていて悔しい思いが強くありました。やっぱり負けることはすごく悔しいことなので、来シーズンは勝てるようにチームとしても変わらなければいけないですし、そのためにまず自分自身が変わっていかなければいけないなと強く感じています。
学生の頃から結構怪我がちなので、まずは怪我をせずにプレー時間を増やすことが、成長するために今は一番大事だと考えています。怪我をしないように、しっかり自分の体と向き合っていきたいと思います。トップリーグは大きい選手も多いですし、フィジカルの強い選手もすごく多いので、そこは今の自分と差があると感じています。
自分と身長も体格もあまり変わらない選手でいうと、正奎さんを試合でも練習でも見ていて、ああいう体格でもやりあえるっていうところは凄く尊敬していますし、自分自身が目指すスタイルでもあります。トップリーグには自分の目指すモデルとなるような選手が他にも沢山いるので、色々吸収して学んでいきたいです。
今シーズンはファンの皆さんにとっても自分たち選手にとってもすごく悔しい結果になってしまいましたが、来シーズンは必ず良い結果が出せるように、チームとしても個人としても頑張りたいと思います。個人的には、自分はそんなに体格が大きく無いのですが、それでもトップリーグで通用するところを見せられればいいなあと思っています。自分の持ち味であるタックルを武器に、見てくださるファンの皆さんに、勇気とか感動を与えることができたらいいなと思います。応援よろしくお願いします。
新リーグに向けて、新しく生まれ変わるシャイニングアークス。今までのメンバー共々、ルーキーたちにも温かい声援をよろしくお願いします。
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