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先進技術にもチャレンジしてみます

妻が脳幹出血で倒れたのは8年半前のクリスマスの出来事
全身麻痺で自発呼吸もできなかったが、なんとか一命を取りとめ、
その状態から、
少しでも機能回復しよう、
できる限り日常生活を取り戻そう、
なんとか立てるようにならないか、歩けるようにならないか、
と、回復期リハビリをがんばっていたころ、
いろいろな可能性を考えて、いろいろと調べたりして、
自立支援サイボーグなるものが開発されたことを知った。
下肢全体に装着したロボットのような補助機器が立ったり歩行するなどの動作を補助してくれるのだが、生体電位信号をセンシングして自分の意思で制御できるところが特徴的で、まさにサイボーグのような装具だ。
ロボット技術を応用した画期的な福祉機器である。
ただ、
当時はまだ試験的な運用がされている段階で、一般的には手が出ないものだった。
それから数年が経過し、
腰からももにかけて装着する簡素化されたモデルが開発され、
一般ユーザー向けに販売やリースされるようになった。
普及に向けて前進したと言えるだろう。

そして数日前、
ある利用者様がその機器を使うということで、弊社リハビリスタッフに支援のご要望をいただいた。
このようなご要望に対応する訪看ステーションは、当地域ではなかなかないと推察される。
管理者やリハビリスタッフと相談し、「よし、チャレンジしよう!」と決断した。
まずは利用者様とご一緒に、使い方の研修を受けるところからのスタート
利用者様と二人三脚のチャレンジになるだろう。
どの程度、思い通りに動かせるのか?
慣れるまでにどれくらいかかるのか?
QOL向上にどれくらい効果的か?
やってみないとわからないが、利用者様に寄り添い、しっかりご支援させていただきます。

そして、
このチャレンジを通じて、
このような先進技術の普及に少しでもお役に立てたら…
歩くことを諦めてしまっている方への希望になれたら…
という期待感もあります。

ロボット、AI、ウェアラブル、などなど
先進技術で福祉機器も日進月歩進化しています。
ただ、コストの問題やら人の問題やらでなかなか普及しないのが大きな課題
この課題に特効薬はないけれど、
普及に向けた小さな一歩かもしれないけれど、
先進技術にも目を向けて、
未来に希望が持てるように、
チャレンジ精神を持って、
小さな一歩でも踏み出していきます。

訪問看護リハビリステーション スマイルうつのみや
https://smile-utsunomiya.com

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