見出し画像

ロボット技術を応用したリハビリ機器

ロボット技術を応用したリハビリ機器がある。
以前の投稿(半年くらい前だったかな?)でも少し紹介したが、
今回は、実際にそれを使って起立のトレーニングをしている様子をリールにてチラッと紹介する。

起立筋のあたりにセンサーを貼り、生体電位信号を拾う。
本体は、腰と大腿部にベルトで固定して装着する。
被験者が起立しようとすると、それに連動して起立動作をアシストしてくれる。
さらに、
可視化できることもこの機器の特徴の一つだ。
生体電位信号、機器のアシストトルク、姿勢(上体のピッチとロール)がモニターで確認できる、
加えて、動画撮影もできるので、トレーニング動作とデータをシンクロして確認できる。
例えば、
動作はしたものの、うまく生体電位信号が出ていなかったら、スタートの座位のポジションが良くなかったかな?とか、データからのフィードバックで修正をしながらトレーニングを進めていける。
可視化できることのメリットがかなり大きいと感じる。

今回、被験者が30分ほどトレーニングをしたところ、
座位の姿勢が良くなり、初めて手すりに掴まらずに座位を保持できた。
起立動作もかなり改善し、介助者にほとんど体重を預けて起立していたのに、わずかに介助者に手を添えるだけでほぼ自力で起立できた。これも初めて。
まずは、その即効性に驚いた!
ただ、この効果は一時的なものであるが、
継続していけば向上するに違いない、という気がして大いに期待が持てる。

当ステーションでは、
ご利用者様からご依頼をいただき、
PTスタッフが開発会社の研究センターに赴いて使い方のレクチャーを受けて支援をさせていただいている。
ロボット、AI、ウェアラブル、などなど先進技術で福祉機器も日進月歩進化しています。
コストの問題やら人の問題やらでなかなか普及しないのが課題ではあるけれど、
先進技術にも目を向けて、
当ステーションでは、
小さな一歩を踏み出していきます。
未来に希望が持てるように、
チャレンジ精神を持って、
取り組んで参ります。

訪問看護リハビリステーション スマイルうつのみや
https://smile-utsunomiya.com

#訪問看護
#福祉機器
#ロボット技術
#普及
#生体電位信号
#先進技術にチャレンジ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?