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「選ばれる会社になるためには?」

洗車ツールカーディテイリング用品の専門メーカー・株式会社本荘興産、代表取締役の平井新一と申します。カーショップ、整備工場、ガソリンスタンドに向けて車の美容事業のノウハウやアドバイスなどを情報発信してまいります。

今回は洗車からちょっと離れてタクシー業界の話です。地元・倉敷では◯◯タクシーさん一択です。というのも◯◯タクシーと他社とでは、同じ料金なのにサービスの質がまったく違うからです。他のタクシー会社よりもいち早く電子決済を導入し、予約もとてもスマートです。電話予約をする際のオペレーターの応対や会話もスムーズで丁寧。その話をドライバーさんにすると、ほとんどが予約客なのだとか。(手を上げる人を逃さないためにキョロキョロする必要もないから安全運転につながりますよね)
 
こちらの会社では若手や女性のドライバーも増えているとのこと。ドライバーの服装も清潔感がありますし、タバコや臭いを感じることもありません。車内での会話も多過ぎず少な過ぎず。お客さんはスマホを眺めていることが多いでしょうから、車内での会話の中身についてきっと教育していたりするのだと思います。
 
その他にもドア、トランクの開け閉めや車内温度への気遣いなども抜け目がありませんし、必ず「おはようございます」「ありがとうございました」「いってらっしゃいませ」と挨拶をしてくれます。ちなみにこちらのタクシー会社、他社よりも給料は抜群に良いのだとか。しかも予約客がいっぱいならノルマもない。そりゃさわやかな挨拶もしてくれますよね。きっと数年後にはママさんドライバーも増えていることでしょう。
 
逆に昔ながらのタクシー品質のままでは、予約客も増えないし不満も解消されません。ライドシェアなどの新しい仕組みやサービスが生まれようとしている環境下において、柔軟に変化できないタクシー会社は淘汰され、変化に対応できたタクシー会社にお客様が集中することでしょう。
 
…と、異業種のことを書きましたが、さて、自動車業界はどうでしょうか?
 
①電子決済の導入
②予約システムの構築(集客は会社の仕事)
③働く人の教育
④清潔な環境づくり
⑤接客品質の向上
⑥女性や若者の採用
⑦競合他社に勝る給料
 
まんま、タクシー会社とやるべきことは一緒ですね。
自動車業界は100年に一度の大変革期と言われるようになり数年が経ちました。未来にも必要とされ、生き残るために、やるべきことはやれているでしょうか?そんなことをタクシーに乗りながら考えていました。

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