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減らないToDoリストを前に落ち込むのはもうやめましょう

何も進んでない。

ある日の午後、私は机で頭を抱えていました。

朝からやるべきことが山積みのまま
終わっていないからです。

一日頑張れば全て終わるはずでしたが、
自分の見積もりが甘かったと露呈しました。

もちろん、締め切りが近づいていることは
わかっていました。

ただ緊急のものではなかったので、
後回しにしているうちに、
締め切りはもうすぐそこまで来ていたのです。

今日一日、全力を出せば終わるだろう、
と朝の時点では思っていました。

人は不思議なもので、
自分の力をついつい過信してしまいます。

本当なら2日ほどかかりそうな仕事を
今日中に終わらせるんだ、と意気込んでしまうもの。

こうやって甘く見積もるから
やるべきことのリストが積み重なっていくのです。

私は日々やることを
手帳やメモ帳に書いてから仕事を進めます。

リストになったやるべきことの数は多く、
夜になると半分ほどが手付かずのままです。

書き出したタスクが終わらないと
夜に少し落ち込みます。

なぜこれだけのタスクが終わらなかったのだろうか。
なぜ、自分はこんなに生産性が低いのだろうか。
同僚の〇〇さんならもっとうまくやるだろうに…

そんな言葉が自分を責め立ててきます。

ただ、冷静に考えてみれば見積もりが甘すぎるのです。
自分はこれだけできる、と自分を評価しすぎなのです。

ある日、普段のたくさん並んだ
やることリストを前に嫌になり、
3つだけやることにしました。

1日に大事なことを3つだけ。
これだけは終わらせる、というものだけに絞ったのです。

そうしたら何とか3つを終わらせることができました。

普段のリストより短くするだけで、
心の負担はグッと減ります。

しかも、無理なく達成できるというおまけ付きです。

私たちはついついたくさんのやることリストを書いて、
一気にまとめて処理してしまおうと思います。

しかし、大概の場合は見積もりが甘く、
ほとんど終わりません。

終わらないと、私はできないやつだと
自己嫌悪に陥ります。
私たちは自分に期待しすぎなのです。

であれば、最初から3つだけ、
少なく思える数だけやってみるのが
いいのではないでしょうか。

無理なく達成できるので
自分を責めることもなく、
達成感を味わうことができます。

そんなちょっとした工夫が、
日々のモチベーションを高めてくれる。

そんなことに気がつきました。

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