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モチベーションとはどうやったら生まれるのだろう?

例えば、勉強などのモチベーションはどうやったら生まれるのでしょうか?

その問いに対しては、苫野一徳著『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)の中で「条件解明の思考」というものが当てはまるのではないかと思います。それは、「モチベーションをもて!」という命令ではなく、「どうすればモチベーションがもてるのだろう?」と考える思考法です。そしてモチベーションとはまさにこのことだと思いました。

モチベーションが湧かないものにいくらモチベーションを持とうと思ってもなかなか持てません。「どうしたらモチベーションが持てるのだろう?」という思考をしてみると、ならばモチベーションの湧くものを探そうよ、ということだと思います。いろいろ試していけば、いつかはそのようなものに出会うと思います。

また『ドラゴン桜副読本16歳の教科書2 「勉強」と「仕事」はどこでつながるのか』の中で日産GT-R開発者の水野和敏さんがおっしゃっていたことを引用いたしますと、「好きな勉強をしよう!」ということでした。好きな勉強なんて学校で教えている主要5教科の中にない場合だってあります。いや、むしろない場合の方が多いと思います。昨今の教育では、そのような分野に無理矢理やる気を出させよう、というようなものがありますが、ちょっとずれていると感じます。おっと、これは私の主観が入ってしまいました。失敬。

また西田幾多郎さんは「まず自分があって経験していくのではない、経験が自分を作る。」ということをおっしゃっていました。勝手な解釈ですが、いろいろと経験や体験をしていくうちに「これが学びたい」というものが自分の中で生まれるのではないかと思います。

以上です。

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