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ハードディスクが壊れて修理に出した話

3月上旬から4月上旬にかけての1ヶ月間、僕の中では気が気でならない状況になっていました。
それは、タイトルにもあるとおり、ハードディスクが壊れてしまったことです。壊れたハードディスクには、2022年1月から2月下旬までに撮影した写真データが入っていました。
ハードディスクが壊れるということ自体、僕にとっては初めての経験だったので、最初の頃は「うわーどうしよう…」と考えていたものです。
もし、同じような状況に遭われた方に少しでも参考になればと思い、ハードディスクが壊れて修理に出した話を書いていきたいと思います。

1.ハードディスクが壊れてしまった

3月7日、それまで見れていたハードディスクのデータが見れなくなりました。最初はパソコンとハードディスクを繋ぐUSBハブが接続不良で写真を閲覧・編集ができないという状況になったのではと思ったので、まずはUSBハブを買い替えることにしました。
当初はUSBハブの接続不良だけだと思っていたのですが…

USBハブを買い替えたものの、2022年のデータが入ったハードディスクだけは認識しないという状況でした。
何度確かめても、2022年のハードディスクだけは認識しないことから、ハードディスクが故障しているのではないかと確認してみると、ハードディスクのPOWER/INFOランプ(下写真の①の部分)が緑色とオレンジ色が交互に点滅していました。

取扱説明書には「ハードディスクに電源供給が不足している可能性がある」というサインだということで、①USBケーブルを再接続、②接続するUSB端子を変えるという形で試してみました。
しかし、それでも交互に点灯し続けていたため、故障している可能性が高いことで使用しているハードディスクのメーカーであるバッファローのデータ復旧センターへ行くことにしました。


2.バッファローのデータ復旧センターへ行ってみるが…

事前にメールで予約を行い、3月10日、都内にあるバッファローのデータ復旧センターへ行って修理に出しました。
その日のうちにデータ復旧センターから診断結果が届いたのですが…

診断結果は「物理障害 中度以上」、見積金額は132000円(税込)ということに。また、二次診断を行ったうえでデータ復旧できるかどうかを調べるとのことでした。
想定していた修理代よりも高額であったことと、二次診断には8〜10営業日と時間がかかるということもあって、データ復旧はキャンセルすることにしました。
なぜそうしたのか、それは、ハードディスクのデータ復旧業者をGoogleで検索してみると、修理費の安い業者が何件かあったからです。
また、Twitterで修理費の安いデータ業者を紹介して下さった方もいました。それらの中から中野駅の近くにある「PCエコサービス」を見た際に魅力的だなと感じ、そこに修理を出してみることにしました。

3.PCエコサービスに修理を出してみた

バッファローからハードディスクが戻ってきて、すぐにPCエコサービスに予約。その後、PCエコサービスにデータ復旧の依頼を出しました。

PCエコサービスを選んだきっかけは、
1.データ復旧費が論理障害・物理障害問わず、HDDデータ容量も無制限の定額一律39800円(税込43780円)であること
2.警察機関、官公庁、大手データ復旧会社などで導入実績をもつ世界最高峰のデータ解析復旧機材「PC-3000」を用いていること
3.Googleマップで見た際の口コミが高評価であったこと
でした。
個人的には技術力が高いだけでなく、口コミの詳細を見ても満足度が高いというところは決め手となりました。
3月17日にPCエコサービスに行き、修理を出して1週間後にメールが届きましたが、そこには…

重度物理障害、データ復旧不能という結果が返ってきました。
この結果を見たときには「マジかぁ…」と思ったのですが、提携業者で復旧できる可能性があるということだったので、一縷の望みを込めて提携業者の利用案内を出すことにしました。
その後、提携業者の情報が入ってきましたが、復旧料金が一律139800円(税別)と高額であったのが気になり、もう少し値段を安くできないかどうかと聞いてみたところ(大阪人あるあるの値引き交渉)、99800円(税別)までなら対応可能ということであったため、修理依頼を出すことにしました。

4.修理を出した結果…

修理依頼を出してからおよそ2週間後、PCエコサービスからメールがきました。

そこには「データ復旧成功」と書かれており、添付されていた復旧データリストを確認してもほとんどのデータが復旧していることが確認できました。この時ばかりは、「復旧できて良かった」と心の底から思いました。
修理料金を振り込んだ後の4月12日に復旧したHDDが自宅に届き、早速データを確認すると、ほぼ全てに近いデータがしっかりと復旧できていました。
修理料金自体は想定していた値段よりも高めになりましたが、しっかりとデータ復旧できていたことはとても嬉しかったです。
PCエコサービスの対応もしっかりとされており、逐次メールで丁寧に連絡してくださる点は評価できました。

今年撮影した中でとても思い入れのある写真(2月1日撮影)
これ以外にも他の写真が復旧しなかったらと思うと、個人的にはゾッとします…

ハードディスクが壊れてから修復するまで1ヶ月かかりましたが、その期間に撮影した写真は、容量が比較的多めに残っていたハードディスクに入れて保存していました。写真を撮りながら、内心「早く復旧しないかな」と心配していましたし、「もしデータが復旧しなかったらどうしよう…」とも思っていました。
データが復旧しなかったら、それまで撮った写真は全て水の泡なので、ダメージはそれなりに大きいはずです。

データも無事復旧したことで、僕自身も青空のごとくスッキリしました

改めてハードディスクは消耗品なんだなと実感しましたし、定期的にバックアップしておくことの大切さを身にしみて分かりました。
写真を撮られている方なら、ハードディスクに保存されている方も多いと思いますが、データが壊れないように定期的にバックアップしつつ、万が一壊れた際には評価の高い復旧業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。



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