千葉ロッテマリーンズAクラスありますぜこれは!!
千葉ロッテマリーンズは現在パ・リーグ5位。普通ならこの時期に5位であれば希望はあまり無いです。
が、今年のパ・リーグは大混戦で4位と1ゲーム差、3位とは2ゲーム差でまだまだ分からない(9月17日試合前時点)。
とはいえ今後負けていい試合が1試合もないという状況ではあります。どのくらい負けられない戦いが続くかというと残り13試合で12勝しなくちゃいけない。サッカー日本代表もかくやとばかりです。
正直かなり持ち直したよな、というのがあります。
チームの打撃成績は、前半戦までの時点で「打率 .225/OPS .615」という数字。頼みのマーティン・レアードの助っ人コンビが揃って不調。
もとからこの2人への依存度が高く、「2人が打てば勝つ打たなきゃ負ける」という打線でした。
シーズン前の時点で、年齢的にもこの助っ人コンビにこれまでのような期待をするのは難しい、と思っていました。なのでどれだけ若手が台頭してくれるか、という話だったんですが前半戦は山口航輝選手と髙部瑛斗選手がそこそこで他は特に…、という状況でした。
ところが後半戦のチーム打撃成績は「打率 .241/OPS .699」と上向きに。決して高い数字ではありませんがよくやりました。
選手個人で見ると特に髙部瑛斗選手と安田尚憲選手の2人がAS以降よく打っています。
髙部選手は前半戦「打率 .267/出塁率 .315」から後半戦「打率 .301/出塁率 .352」と上昇。
特に安田選手は前半戦「打率 .245/本塁打2本/打点15/OPS .657」から後半戦「打率 .299/本塁打5本/打点23/OPS .875」と爆上げです。
後半戦はこの「フォーム探しの旅から帰ってきた安田選手」の活躍がでかいんじゃないでしょうか。
当たり前ですが「打って点を取らなきゃ勝てない」ので、安田選手を5番や6番に置いてランナーを帰せるようになった。
つまり、安田選手が打てば、チームの得点も増え、したがってマリーンズも勝つのです。
まさにバタフライ・エフェクトならぬヤスダ・エフェクト。実際は中村選手の出塁率アップとか、井上選手の帰還とか、他にも色々あると思います。
13試合で12勝という条件は厳しくはありますが、可能性がある限りAクラス入りを狙っていきましょう。あと佐々木朗希投手の二桁勝利。
完全試合達成したのに二桁いかなかったら不味いっすよ。井口監督が言うにはあと先発の機会は1回なのでホント頼んますよ。