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変わらないスタンスが、継続した信頼を生む

こんにちは、守屋です。

とある社会人1年目の男性は、上司から言われたアドバイスに従って営業ノウハウを学んでいきました。

しかし途中から営業成績が伸び悩み、売り上げを作っている同僚に相談しました。

すると同僚は上司とは別の切り口で営業先から契約を取っていることを知りました。その話を聞いて男性は途中から同僚のスタイルで営業をかけると契約件数は伸びました。

ですが途中から売り上げが落ち込み始め、上司との個別面談で同僚からのアドバイスを聞いて実践した胸を話したところ、上司は過去の経験から成功した営業ノウハウを教えてくれました。

しかし今度はあまり効果が無く、どんな風に営業アプローチをすれば良いか分からなくなり最終的に男性は、

「俺に営業職は合っていなかった。転職をして自分に適した仕事に切り替えよう。」

と考えて1年もたたずに仕事を辞めてしまいました。

一貫性が無いことは、自分の信念が無いことを露呈する

上記はあくまでも例えであるものの、多くの人が経験したことのある、または友人でそのような人がいると感じる話ではないでしょうか。

私は「色んな人のアドバイスを聞いて試してみる」ということが悪いとは全く思っていません。

そこに「自分の意思で行動している・決定している」のであれば全く問題ないです。

何か一筋に拘り続ける人もいれば、色んなものに興味を持って着手することも、全て自分で考えて決めていることであれば、それは一つの変わらないスタンスとなり一貫性があるということに繋がります。

・ある女子会では「〇〇ちゃんってダサくない?」という質問に「そうだよねー。」と言い、別の女子会では「〇〇ちゃん(同一人物)って個性的でオシャレじゃない?」という質問に、「そうだよねー。」と言ってしまう女性。

・部下から「部長にこのことを伝えて下さい!僕は真剣に会社のことを考えているんです!」と言われて、

「お前の意思は俺が預かった。ちゃんと部長に言ってやるからな。」

と言ったものの部長には、

「〇〇(部下)がこんなことを言っていたのですが、あいつはまだまだ経験不足ですね。まだ僕のアドバイスが必要ですし部長が何かアクションを起こす必要はないですよ。任せておいてください。」

と部下の気持ちを尊重するどころか部下には良い顔、上司にも忖度の状態。

「自分の考え」というスタンダートを持っていないと信用されない

「自分の考えは無いのか」という言葉は、どの組織でも必要であるものの、持てば危険人物と見なされるフレーズではないでしょうか。

実際に自分の考えは持っていても、言っても相手にして貰えない、聞く耳を持たない人間が多い、尊重されないなどの理由から、

「自分の考えを持っていて、伝えても聞いて貰えないことで自分がストレスに感じるなら、最初から思考停止して言われたことをやっていた方が楽。」

と少し優秀な人間なら判断して実行している人が大半ではないかと思います。

ですが、それを実行し続けてしまうことで今現在属している組織では通用しても、個人で何かを行う、新しい組織が自己主張・自己判断を必要とする場合に自分の意思がない人間と判断されて信用を失ってしまいます。

「自分はこれ」というスタンスがあれば、自分という存在を理解されやすい

自分はこんな人間ですよ。というのを、人は何で判断するかと言えば、その人が持っているスタンスを継続して行っているかどうかではないでしょうか。

「嫌なものは絶対にやらない」というスタンス。

「共感できるものでなければ仕事は引き受けない。」というスタンス。

「勝っても負けても好きなクラブはとことん応援する」というスタンス。

言葉遣いや行動、そして発言・発信の仕方などのスタンスに一貫性があれば、ある程度その人がどんな人間かは見えてくるものです。

もしあなたが今現在、自分がどうなりたいのか分からない、何をやっていけば良いか分からないというような状況であれば「自分のスタンス」は何だろうかと考えて書き出して、見直してみると良いかも知れません。


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