聞くはタダ、聞かぬは一生の後悔

こんにちは守屋です。


「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという教え。 「一時の恥」は「一旦の恥」ともいう。
出典元:kotowaza-allguide.com/ki/kikanuwaissyounohaji.html

誰でも一度は聞いたことがあることわざではないでしょうか。ある企業の社長とお話をする機会があったときに、こんな話を聞きました。


「若くて知らないことが多いのは当たり前。でも、年齢と共に聞くことは恥ずかしいことと感じてしまう。え、その年齢で知らないんですか?と。

でもそれは違うと思う。聞くのはタダであり、聞ける環境にあるのであれば年齢問わず聞いて損は一切ない。

もし、その場で聞くことをしなかった場合、もう直接聞ける機会、環境は一生訪れないかも知れない。後悔したくなければ恥ずかしいなど感じずに聞くことをお勧めするよ。それが何歳になってもね。」


この話を聞いたとき、本当にその通りだなと感じました。


聞ける環境、機会は常にあるわけではない


例えば、今シーズンから横浜Fマリノスからジュビロ磐田に移籍した中村俊輔選手。サッカーを知っている人であれば、どれだけ凄い選手かはご存知だと思います。


横浜Fマリノスの選手は、一緒のチームメイトだった中村俊輔選手から色んなノウハウを聞くのは昨シーズンまではタダでした。練習中でも、練習が終わった後でも中村選手が全てを話してくれるかは別として、話せる範囲でアドバイスを受けることが出来るのです。


しかし、今は敵チームであり直接聞くことは出来ませんし、気軽に相談に乗ってもらうことも難しいです。


逆にジュビロ磐田の選手はどうでしょうか。今まで苦戦していた中村選手がチームメイトになったのです。どうしてフリーキックがあんなに入るのか、なぜこんな動きが出来るのか、こんな状況のとき、どんな風に考えているのか。


疑問に思っていたことをタダで聞くことが出来るのです。この状況で聞かない理由は見つかりません。


以前にもお伝えしましたが、情報には鮮度というものがあります。本やネットで知るのと、実際にその人に会って話を聞くのでは全く感じ方や受け止め方が異なるのは言うまでもありません。


もし、何かしら成長したいと思っているのであれば、聞ける人がいる環境にあった場合、聞くはタダ、聞かぬは一生の後悔という言葉を思い出して積極的に聞いてノウハウを学ぶ習慣を身に付けて下さいね。


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