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サッカー選手の教育と教養を考えてみた

こんにちは、守屋です。

サッカーに限らず【スポーツ選手=身体能力の高さ】は注目されがちですが、教育や教養に関しては日本ではあまりメディアが記事にすることは少ないのではないでしょうか。

その背景には、メディアとユーザーが求めているものが「分かりやすい結果」「ピックアップされやすい選手」などにフォーカスされやすく、それ以外の記事(分析や細かな戦術等に関して)はコア層のみが好む傾向にあるのも一つの要因かも知れません。

日本代表の試合を含めて、サッカーをテレビで観ている人(あまりルールや戦術を詳しくない層)からすれば松木安太郎さんのようなライトユーザー目線の解説は非常に面白く感じるかも知れません。

ですが、イタリアではサッカー経験者(元プロサッカー選手又はプロコーチ)が踏み込んだ解説をしていたりします。

スカイ・イタリア解説陣は、全員がプロコーチライセンスを持った元プロ選手。その中で最も情報量とその密度が高いことで定評があるのがダニエレ・アダーニだ。選手としては1990年代から00年代にかけてブレシア、フィオレンティーナ、インテルなどでプレーした「並の」DFでしかなかった。
しかし解説者としてはピッチ上の状況をリアルタイムで読み取って言葉に変換するスピードの速さと掘り下げの深さが他の解説者と比べても段違いで、今や看板解説者の一人。
日本の中継は、より広い層の視聴者にサッカーの魅力を知ってもらおうという狙いもあるのだろう、実況アナウンスも解説コメントも試合全体の流れを大枠で捉えて見せていくような傾向が強く、プレーや戦術のディテールまで踏み込んでいくことは少ない。
 このあたりは実況者や解説者の知識や技術の違いというだけでなく、ターゲットとする視聴者をどう想定しているかという違いも大きいように見える。
しかし、日本の一般的なサッカーファンが日本の実況中継を観ていても、それを通してサッカーの知識が豊かになったり、プレーのディテールや戦術に関して新たな発見や気づきを得たりする機会はそれほど多くないのではないかという気がする。

サッカーに対する知名度や歴史は違えど、新たなステージを求めなければいけないのでは

欧州ではよりサッカーは身体を使ってプレーしていればいいのではなく、頭脳を併せ持っていなければ通用しないレベルにあります。

そこには自分のプレーを言語化する能力や、戦術を理解するための分析能力も必要になってきます。

以前読んだサッカーの本の中にもこんな風に監督が選手に対して述べていました。

「フットボールの世界では特別な才能が必要だが、選手が20歳を過ぎたら、何を考えて生きているのかの方がよほど大切なのだよ」(ヴェンゲル)
ザ・マネージャー

経歴ではなく、サッカー以外の何を経験して何を考えてきたのかが重要

日本の多くの育成年代では、サッカー漬けの毎日で朝から夜までトレーニングに明け暮れることは特別なことではありません。

その分だけ他のスポーツや教養、教育という部分に時間を割くことは少なく、プロになってから教養の重要性などに気づく場合も多かったりします。

しかし、プロになれば教養を身に着けている暇はなく「すでに習得しておくべきもの」と考えられています。

幼少期にサッカー以外に夢中になるものがあったり、学んだことがあるかどうかというのはサッカー選手としての幅を広く深くしてくれます。

ぜひ今からプロを目指す子供には、あらゆるジャンルのことに興味を示し経験することが最終的にサッカー選手としての自分に還元されることを頭に入れておくと良いかも知れません。


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